今日のカフェボンボンは、『司法取引』。
えん罪弁護士が出獄をかけて司法に挑む痛快なストーリー。
ジョン・グリシャム待望の最新作です。
『司法取引(上)』
著者:ジョン・グリシャム/訳:白石朗
出版社:新潮社
『司法取引(下)』
著者:ジョン・グリシャム/訳:白石朗
出版社:新潮社
“わたしは弁護士で、いまは刑務所にいる。”
物語の冒頭から不穏な気配が漂う。
弁護士バニスターは、えん罪で刑務所に収監され、
あと五年はここを出られる見込みはない。
そんなある日、連邦判事殺害事件が発生。
バニスターはFBIにある取り引きを持ちかける。
自分は真犯人の正体を知っている。
その名前を教えるかわりに、身柄の釈放と証人保護プログラムを要求する……。
失うものは何もない元弁護士がFBIや検察相手に立ち向かう。
バニスターの証言をめぐり、情報は錯綜し、
複雑な駆け引きが怒濤のように展開される。
誰が誰をだましているのか。
誰が本当のワルなのか。
二転三転するスリリングなストーリーはコンゲームの醍醐味たっぷり。
だまされて翻弄されるのがまた何とも心地よいのです。
全米大ベストセラーの本書、映画化も決定しているそうです。
キャスティングも楽しみですね!
Love, まっこリ〜ナ