あけましておめでとうございます。
娘がもうすぐ入試なので、年末年始は神社にお参りに行ったり、外食したりする以外は家で過ごしています。
今、親としてあの子にしてあげられることは健康管理くらいかなと思うので、今日はこの時期の受験生の健康管理についてお話ししようと思います。
中医学では冬の養生は「寒さ対策」と「養腎」(腎臓をケアすること)が基本だと言われています。
冬の寒さは自然界の邪気「寒邪」となって身体に侵入し、身体が冷やされると体調を崩す原因になるので、冷えには注意ですね!
血行が悪いと冷えるので、受験生も少しは体を動かして、血やエネルギーを手足の先まで行き渡らせることも大切です。
また、服装にもちょっとした気配りをするといいですね。
体内の陽気は首やお腹、足元から逃げてしまうので、マフラーや靴下などで冷やさない工夫が必要です。
また、暖房も暖かくしすぎると皮膚の表面を開きすぎて、かえって「陽気」の発散を強めすぎてしまうので、少し低めに設定して服の工夫で身体の熱を逃がさないようにするといいですよ。
昨日はロフトで腎臓と腸を温めるために、腹巻を数枚買ってきました。
冬は腎臓が傷みやすい季節と言われていますからね。
腎臓の気は頭脳労働に関係しますし、また腸も、精神を安定させ、勉強に打ち込みやすい精神状態を作ってくれるセロトニンが分泌される臓器です。
受験生はこの2つの臓器は冷やさないように腹巻でしっかり温めておくといいですね!
ホメオパシーでは腎臓や腸のレメディーがあり、わたしはこれも受験生の娘にとらせています。
ホメオパシーのマザーチンクチャー(ハーブ酒)もお風呂によく入れています。
神経を鎮めるハイペリカムのマザーチンクチャーと美肌や神経にもよいカレンデュラのマザーチンクチャーを入れると、リラックスできて温まるし、ぬるめのお湯に手足の先を動かしながらゆっくり入ると血行促進にもいいです。
そして、すっきり眠れるように、お部屋の浄化によい「magenta mantle」のフラワーエッセンスも寝る前に寝室にスプレーしています。
このお正月は娘が、「本番中緊張したらどうしよう。」と不安そうだったので、複式呼吸を教えました。
おへその下にある「丹田」は、腎を支える働きを持ち、心と身体の結び目なので、ここが安定すれば精神力を強くすることができます。
「丹田」を活発にするには、疲れた時は目を閉じて、肩の力を抜きながらゆっくりと腹式呼吸をするといいのですが、これは精神の養生にもなります。
丹田を鍛えることでしっかり地に足をつけて行動することができるようになると言われています。
また、丹田には現実を創造する力もあると言われていて、丹田をしっかり強くすることは、願いを叶える意味でとても効果的だそうです!
娘は明日から塾が始まり、わたしは合格祈願に神社に行ってこようかと思います。
学問の神様が祀られている神社はお正月三が日はとても混んでいるようですが、明日あたりはそろそろ空いてくる頃かな・・・と。
帰りに下町で美味しいものでも食べてこようかと思います。
では、みなさまもお体に気を付けてお過ごしくださいね。