朝起きて布団から出ると、氷のように手足が冷たくなっていませんか?!部屋の中は暖房で暖かくなっているのに、なかなかからだが温まってこないと辛いですよね…。
下着からカイロまで、寒さを乗り切るためのお洒落で便利な防寒グッズはたくさんありますが、1番の解決策はやっぱり、からだの内側から温めること!
そこで今回は、食べてポカポカ温まる「食べるカイロ」な食材をご紹介します。
特に、目覚めてすぐの朝は胃の中も空っぽで、体内でエネルギーを燃やすこともままならない状態です。朝ごはんにはからだを温める働きのある食材を利用して、冷え知らずの1日をスタートさせましょう♪
からだを温める食材、冷やす食材の見分け方
東洋医学では、からだを冷やしてしまう性質の「陰性食品」と、からだを温める性質の「陽性食品」があると考えてられています。
その色や特性によって分けられ、1つの食材の中でも「陰」と「陽」それぞれの部分があったり、「陰」「陽」どちらにも属さない「中庸」の食材が存在していたりするので、全ての食材の所属を覚えるのはちょっと大変ですよね!
何を食べるべきか悩んだとき、一番簡単な食材の見分け方は「旬の食材」かどうか。
「寒い季節に収穫できる食べ物=からだを温める食べ物」、「暑い季節に収穫できる食べ物=からだを冷やす食べ物」であることが多いので、旬の食材を摂ることが、今のからだに必要な栄養を摂ることに繋がりますよ!
冬の朝に食べたい!「食べるカイロ」な食材
それでは早速、からだをポカポカ温める「食べるカイロ」な食材の中から、朝ごはんにおすすめのものをご紹介したいと思います♪
にんじん・れんこん・ごぼう・かぼちゃ
お馴染みの根菜類は代謝を高めてからだを温める効果バツグン!かぼちゃは煮物やポタージュ、その他はきんぴらや豚汁、朝カレーやシチューにしてしっかり温まってから出かけましょう!
味噌・梅干し・海苔
和食の定番食材はどれもからだを温めてくれます!お味噌汁+梅干しのおにぎりがあれば鉄壁ですね♪
魚・えび・いか
魚類は全般的にからだを温めてくれるので、忙しい朝でも鮭フレークや缶詰、冷凍のシーフードミックスなどを使って時短調理しちゃいましょう。
玄米・雑穀類
和食にするなら玄米、ひえ・あわなどの雑穀類が◎!100%玄米でなくても、分付き米に雑穀を混ぜて炊飯器で普通に炊くだけで簡単&美味しいですよ♪
生姜・にんにく・唐辛子
代謝アップ、といえば欠かせない食材の生姜・にんにく・唐辛子。発汗効果や血行促進効果が高いので、いつもの朝食にひとかけ加えるだけでも効果アップ!
チーズ
牛乳は陰性ですが、発酵食品のチーズは陽性!オムレツにチーズを加えたり、トーストにはチーズをたっぷりとトッピングしましょう♪
いかがでしたか?これから冬本番!からだを温める食材を上手に朝ごはんやお弁当に活用して、一緒に冷えないからだを作りましょう!