はじめまして!国際バレリーナヨガ®協会公認インストラクターの大木美穂です。
今日から週1回、「朝から美しくなる♪簡単バレリーナヨガレッスン」を連載でお届けさせていただくことになりました。
朝を楽しむ皆さんの毎日がもっと楽しく、もっと健康に美しくなってもらえたらと願いながら、「美のヒント」をたくさんお届けしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
バレリーナヨガってなぁに??
「バレリーナヨガ」という言葉。ほとんどの方が初めて耳にするかと思います。
バレエなの?ヨガなの?
簡単に説明すると、「バレエ」と「ヨガ」のいいとこどりメソッドです。
国際バレリーナヨガ®協会代表、吉田さとみによってプログラムが考案され、今年で11年目を迎えます。
バレエの優雅な動きと、ヨガの深い呼吸法が融合したメソッドは、「心」と「体」をリラックスさせながら、しなやかな筋肉・メリハリのある体のラインへと導いてくれます。
本連載では、“誰もが今日から始められる簡単なポーズ”などをご紹介していきますので、気軽にゆるーく実践して貰えたら嬉しいです。
バレリーナヨガの基本「呼吸法」
さて、バレリーナヨガを始めるにあたって大切なのが “呼吸法”。
呼吸は普段、私たちは無意識に、当たり前にしているものなので、意識的に呼吸をしている人は少ないかもしれません。
緊張やストレスを抱えている時などは、特に呼吸が浅くなりがちで、放っておくと自律神経が乱れてしまう原因にも・・・。心と体を良い状態に保つためには、深~い呼吸をすることが非常に大切です◎
それでは、さっそく基本の呼吸法をマスターしましょう♪
【1】 腹式呼吸
「腹式呼吸」の効果は以下の通りです。
- リラックスしたい時や不安な時に心を落ち着ける
- ストレス減少
- 緊張の緩和
- 胃腸の働きを良くする
- 内蔵脂肪を燃焼
「腹式呼吸」の方法
1) 正座でもあぐらでもいいので、楽な姿勢で座ります。最初は、お腹に両手をあてると感覚がつかみやすいです◎
2) 鼻から息をゆっくり吸いながら、手を外に押し出すようにお腹を膨らませていきます。(この時、肩まわりに力が入らないように胸元は常にリラックスした状態を心掛けましょう。)
3) 今度は口から息をゆっくり吐きながら、手で軽くお腹を押すようにして、お腹をうす~くへこませていきます。
これを何度か繰り返していきます。
☆コツはイメージすること☆
息を吸うときは、いいエネルギーを体に取り入れるようなイメージで、息を吐くときは、体の中に溜まった毒素を吐き出すようなイメージで行ってみましょう!
感覚がつかめてきたら、手は膝の上など楽なところに置き、目を閉じて行うと、よりリラックス効果が◎
【2】 胸式呼吸
「胸式呼吸」は、お腹はへこませたまま、胸に空気を取り込む呼吸法。次のようなときにおすすめです。
- 頭がぼんやりする時や眠たい時
- 活動的な状態をつくりたい時
- 代謝を高めてダイエット効果を出したい時
- 集中力を高めたい時や、大事な会議の前など
「胸式呼吸」の方法
1) あぐらの姿勢で座り、坐骨は床に突き刺すようなイメージで土台を安定させます。(真横から見たときに、下腹・ウエストの下・肩甲骨の3点が床と垂直になるように意識します。)
2) わき腹に両手をあてて、肩の力を抜きましょう。鼻から息を吸いながら、手を押し出すように肋骨を広げていきます。
3) 今度は口から息を吐きながら、わき腹を引っ込めていきます。
息をたくさん吸い込もうとすると肩まわりが力んできてしまうので、胸元が常にリラックスした状態で、吸う息よりも“息を細く長く最後まで吐ききる”ことを意識してみてください◎
何度か繰り返して感覚をつかんでみましょう!
☆時間に余裕のある朝は、腹式→胸式の順番がおすすめです。
呼吸法によって得られる効果も異なるので、ご自身の心と体の状態に合わせて日常生活にもうまく取り入れてみてくださいね。
「バレリーナヨガ」の基本である2つの呼吸法、いかがでしたか?美しくなる第一歩は、“深い呼吸” から!すきま時間にも是非トライしてみてくださいね♪
【国際バレリーナヨガ®協会代表 吉田さとみ監修】