みなさま、おはようございます!
忙しい女子のみなさまのためのお弁当の連載!第60回目は「ひつまぶたのお弁当」をご紹介します。
うなぎには、なかなか手がでない今日このごろ。うなぎの代わりに豚肉を使って丼に。夏バテ防止のスタミナ弁当!
豚の焼き方のコツは、以前ご紹介した「ポークステーキ」とまったく同じです。最後に、かば焼きのたれをからめてから、ちょっと香ばしく焦げるまで加熱するのが「ひつまぶた」のコツです。
1) 身縮みしないよう、筋切りをして粉をまぶして焼く。
2) 酒を回し入れてフライパンの蓋をして蒸し焼きにして中まで火を通す。
3) 最後に、かば焼きのたれをからめ、焦がし気味にして香ばしく。
よかったら作ってみてくださいね♪
うなぎの代わりに豚肉で!「ひつまぶた」のスタミナ弁当♪
(材料)1人分
- 豚ロース肉 1枚(100g)
- 塩 少々
- 薄力粉 大さじ1/2
- 油 少々
- 酒 大さじ1/2
- かば焼きのたれ(市販品) 大さじ2~ お好みの量で
(A)
- 温かいごはん 茶碗1杯分
- 錦糸卵、刻み海苔 適量
- いりごま、わさび、山椒粉等お好みで 適量
(作り方)
1) 豚肉は、筋切りをする。
※朝は忙しく、また後でカットしてお弁当に入れるため、包丁で細かく筋切りしなくても、キッチンばさみで、赤身の部分までカットすればOKです!
2) 全体に軽く塩をして、薄力粉を全体にまぶす。フライパンに油を入れて、強めの中火で熱して入れる。
3) こんがりと焼き色がついたら裏返し、酒を回し入れ、蓋をして、弱めの中火で2~3分加熱する。
4) 全体にかばやきのたれをかけてからめる。たれが少し焦げて、香ばしい焼き色がつくよう、火を弱めずにたれをからめる。「ひつまぶた」の出来上がり!
5) バット等に取り出して冷まし、横半分に切ってから7mm幅程度の斜め切りにする。ごはんの上に刻み海苔と錦糸卵をのせ、上に「ひつまぶた」を並べる。お好みでいりごまやわさび、山椒粉等をふったり添えたりする。たれを上から少しかける。
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「ひつまぶた」だけでなく、全く同様の作り方で鶏もも肉で「ひつまどり」も美味しいですよ。肉の脂がたれと絡むと、とても香ばしくなるので、豚や鶏は、少し脂ののった部位の方がうなぎ風になっておすすめ。
たれは、しょうゆやみりん等で手作りしてもいいですが、市販のうなぎのかば焼きのたれは、魚やうなぎのうまみも入っているものが多いので。利用すると、やっぱりうなぎの風味がありがたいです。
朝、娘への弁当を作り、あまりにも美味しそうで、自分用にも作った(笑)「ひつまぶた」弁当。自家製のガリや、ししとうの塩焼き等も添えてみました。
毎日暑い日が続きますが、夏バテしないよう!しっかり食べて夏をのりきりましょう~!
今週もお弁当作り楽しんでくださいね。
料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/