ピロシキ

よくロシア料理とされることも多いものの、実際は東欧諸国で作られているという惣菜パン、ピロシキ。 日本ではパンの中に春雨入りの具を入れて揚げたものをよく見かけますが、本国ではパイに近いものだったり、中身もおかずになるものからお茶菓子になるような甘いものまで色々、しかも揚げずに焼かれることも多いのだそうです。 でもやっぱり最初に出会ったものがそうだったから、私が好きなピロシキも、卵とバターがたっぷりのふっくら柔らかい生地に、挽肉・春雨・玉ねぎ・卵の組み合わせ。 トマトケチャップも欠かせません。 そしてこの生地は冷めてもふんわりした配合だけれど、揚げたてはまた格別! ぜひぜひ熱々をほおばってください。 たくさんできるので半分で作っても良いですし、私は夜ご飯の一品として揚げたてを出し、残りを翌朝トースターで焼いて食べています。
材料
5人以上
  • A強力粉 300g
  • Aドライイースト 6g
  • A砂糖 20g
  • A塩 5g
  • A卵 50g (M1個)
  • A牛乳 150cc
  • A無塩バター 30g
  • B挽肉(豚・合挽き) 200g
  • B玉ねぎ 200g
  • B春雨(乾燥) 20g
  • Bゆで卵 1個
  • Bパセリ みじん切り大さじ2
  • Bナツメグ・塩・黒胡椒 適量
  • 揚げ油 適量
作り方
1時間以上
  • Aの粉類を大き目のボウルに入れて、さっと混ぜてから牛乳と卵を加えて混ぜ、まとまってきたらバターを混ぜ込み、台でなめらかになるまで叩く(15分程度)  →ホームベーカリーで一次発酵までさせてもOK
  • ボウルに入れて乾燥しないようにラップ等をかぶせ、30度で40分程度一次発酵
  • 生地を発酵させている間にフィリング作り。 Bの挽肉にナツメグ・塩・黒胡椒で下味をつけて炒め、玉ねぎもみじん切りにして炒め、茹で卵は細かく刻み、春雨はお湯で戻して粗く刻んで、全てをボウルで合わせる
  • Aの生地の発酵が終わったら、ガス抜きして10分割して丸め、ベンチタイム10分  →乾燥しないよう霧吹きしたり、濡れ布巾やキャンバス地をかぶせ、ベンチタイム中、約10cm四方にオーブンシートを10枚切っておく
  • 12cm程度の四角めに伸ばして、フィリングを中央に乗せ、半月形に包み、綴じ目はしっかりとつまむ
  • 切っておいたシート1枚につき1個ずつ生地を置き、30度で30分最終発酵
  • 160~170度の油の中にシートごと入れ、全体が程よく色づくまで裏表まんべんなく揚げる  →オーブンを190~200度に予熱し、焼き色がつくまで15~20分焼いても可
ワンポイントアドバイス
工程自体に難しいところはありませんが、作り方5で生地を成形する際、綴じ目にフィリングの油がつくと生地同士がつかずに綴じられなくなるので、欲張りすぎて中身を多く入れたり広げすぎないように注意してください。
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