田園都市線の用賀駅から徒歩10分程度のところにあるジャンフランコ。大きな通り沿いにあるので道も分かりやすいかと思います(お店のホームページに書かれているMAPがかなり分かりやすい)
店名はイタリアBAR村で1923年に創業したパン屋GianFranco Fagnola氏の名前に由来しています。
GianFranco氏が親子3代に渡って代々90年以上受け継いできた天然酵母種を使用していることが特徴。
GianFranco氏に関しては、イタリアリッチモンドクラブの会員として各地で講演、講習会講師をしているばかりでなく、パン業界のワールドカップとも言われているクープデュモンドにも出場しているそう。
用賀のお店はそんな本場のパンはもちろん、日本の風土にあったパンも置かれており、扉を開けるとグンッと見渡せる店内のパンと香ばしい香りに気分もあがります。
個人的なことを言うと、パン屋さんによって焼き色などの特色があると思っていて、どちらかというと濃いくらいじっくり焼いているパンが好きなので、ここのパンは食べる前からかなり好みなパン(笑)
自分のパン屋さんめぐりマイルールとして一番人気のパンは必ず食べると決めているので、まずはクロワッサンをば。
普通のクロワッサンより気持ち大きく、形も三日月というよりは下の部分で繋がっています。
さっくり、しっとり、オレンジのような柑橘な香りがするなーと思ったらやっぱり!オレンジピールがクロワッサンのバターでしつこくなりすぎになってしまうところを良い意味で緩和してくれてちょっと癖になるお味。
バゲットも人気ナンバー2なのだそうですが、完全に焼き色に惚れて。クラスト(外側)さっくり、クラム(内側)もちしっとり。このバゲットはそのまま食べるというよりはタルティーヌにめちゃくちゃ合います。
脇役に徹して合わせる具材を引き立てながらも自身も奥深い粉の味がするので、毎日の食事のお供にしたいバゲット。
ベーコンエピにけしの実って珍しい!と思って思わず購入。けしの実のプチプチという食感としょっぱみが良いアクセントに!あんパンにだけ、けしの実使うなんてもったいない!色んなパンにけしの実つけて食べてみたくなりました(笑)
試食にどうですか?とスタッフの方に頂いたバーバリアグランデ。クラスト(外側)が面白い食感で薄い柔らかい(表現がうまくできない(笑))そして、中がパテドカンパーニュみたいなお味なんですよ。
こちらのパンは型にはまらず、チャレンジングではあるけれど安定の美味しさです。
ジャンフランコ
住所:東京都世田谷区用賀4-14-21
電話番号:03-6432-7317
営業時間:10:00~18:00
ホームページ:http://www.gianfranco.jp/