今日のカフェボンボンは、新緑がまぶしい季節にぴったりの本を。

里山を撮り続ける写真家・今森光彦が里山を案内し、美しい風景を写真とともに紹介します。

20140430

里山を歩こう
著者:今森光彦
出版社:岩波書店

後ろには比叡山、前には琵琶湖。大きな谷には一面の棚田が広がっています。

長年通いつめ隅々まで知り尽くした里山を、今森さんはていねいに案内してくれます。まずは里山のシンボル“棚田桜”から。雑木林や田んぼ、川や集落の風景は四季折々異なる姿を見せます。

印象的なのは「棚田の真夏はなにもない」ということ。ただ光が深緑色に包まれているだけ。夏真っ盛りの里山を強い光と影を感じながら歩きたくなる。

里山の「朝時間」は、棚田の谷に射し込む光。

雑木林の環境や生き物たち、伝統の祭りや食べ物、里山を歩く心構えについても教えてくれます。

図書館記念日に。
Love, まっこリ〜ナ

 

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
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まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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