【朝のひとこと英会話 vol.114】ネイティブがよく口にする”suck”

 

suck it up

 Suck it up!

 我慢しなよ!

【例文】

(A):OH NO!  I’m freezing to death.=もうやだ!寒くて死にそう!

(B):Suck it up! We’re gonna go get something to drink!=我慢しなよ!今から何か飲み物買いに行くでしょ。

ネイティブポイント

アメリカ人と話しているとよく聞こえてくる単語に”Suck“があります。

suckは単純には「吸う」「吸い込む」の意味。ですがスラングとして使われると「嫌気が差す」「ムカつく」などの意味になり、アメリカで一番使われるのは「下手」「ひどい・最悪」と言いたいとき。

例えば、友達に何かイヤなことがあったとき、聞いているあなたは”That sucks!“=「それ最悪だね」と言うことができますし、最低なBFと別れのひと言で”You suck!“=「あんた最低!

英語が苦手な私の場合は”I suck at English.“=「私、英語が苦手(下手)なの」と言うこともできます。

そしてsuckにupが付いてsuck up to somebodyになると「〇〇にゴマをする」という意味に変化し、suck upにitが付いて”suck it up“となると今回の例文のように「(つべこべ言わずに)我慢しなよ」と変化するのです。

suckには最初に書きましたように「吸い込む」の意味があるだけに、文句を吸い込んで我慢する。というイメージを持ってみてください♪

suckはこの3つのように使うのは◎ですが、他にはあまりよくない意味もあるので使い方には要注意です!

<お詫びと訂正>
2016年2月9日に本記事を公開した際、文中の「That sucks!」および「suck up to somebody」の表現を間違えて記述しておりました。お詫びと訂正を申し上げます。(2016年2月10日)
【誤】 「That’s sucks!」および「suck up somebody」
【正】 「That sucks!」および「suck up to somebody」

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

毎朝ひとこと英会話レッスン

毎朝のひとこと英会話とネイティブポイント
Written by

はらだ ちほ

旅するように暮らす、暮らすように旅する。を胸に、たどり着いたアメリカ・ワシントン州シアトル。苦手だった科目=英語。文法ダメ、語彙力なし、発音悪すぎで、通訳なのにアメリカ人たちの頭の中を「???」にすることしばしば。日々の暮らしの中で出会った”学校で習わないのに使える!英語フレーズ”を勉強中です。

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