今日のカフェボンボンは、『ツンドラブルーアイス』。
人気漫画家・安野モヨコが描く、繊細でキュートな童話。雪景色の朝におすすめしたい本です。
『ツンドラ ブルーアイス』
著者:安野モヨコ
出版社:集英社
雪の結晶のような美しい表紙を開くと、真っ白な雪が果てしなく広がっている。
ここは世界で2番目に寒い場所。氷でできた町のはずれに、ふたりの少年が暮らす。
しっかり者で兄貴分のカラと、夢見がちで甘えん坊のノム。ふたりは大の仲良しだけど、ケンカもしょっちゅう。氷の町に少しだけ春が近づいた日。陽気に浮かれるノムにいらだち、カラは春が来ても困るだけだと怒って……。
春が訪れるのはたったの3日、夏は10日だけ。そんな場所でふたりは体と心をぴったりと寄せ合っている。外はどんなに冷たく寒くても、ふたりでいるとあったかい。
「ツンドラ ブルーアイス」って、何かのおまじないみたい。凍った心、氷を溶かす魔法の言葉。世界がきらきら輝く気がします。
Love, まっこリ〜ナ