【京都・岡崎】平安神宮近くに登場!「京都モダンテラス」でゆったりモーニング

 

おはようございます。

2016年1月10日、平安神宮のほど近く、京都の文化ゾーン・岡崎にリニューアルオープンした「ロームシアター京都」。

元は京都会館と呼ばれていた場所で、コンサートなどに使われていた(懐かしい!)のですが、劇場としてよみがえりました。

で、ここに「京都岡崎 蔦屋書店」も新登場。その2階のカフェ「京都モダンテラス」でモーニングを食べられると聞いてさっそく行ってきました。

 

岡崎エリアは、最近、平安神宮前が歩行者天国になったりもして、ずいぶん観光に向けた整備がなされました。

岡崎エリアのなかを回遊し、さらに岡崎と近くの鉄道の駅や街なかを結ぶバス「京都岡崎ループ」が走り出したり、京都市内を走っていた路面電車(通称・市電)を改装した観光案内所「岡崎 市電コンシェルジュ」ができたり…。

それもこれもこの「ロームシアター京都」のオープンがメインディッシュだったのです。

いよいよ完成、ということで、岡崎がどんなに様変わりしたかと思って出かけたのですが

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なんと!

以前がどうなっていたのか思い出せないくらい、しっくり馴染んでいました。ちょっと引いてみると、(ちょっと手前の木が邪魔してしまいましたが)平安神宮の大鳥居が見えます。

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新しいのに、新しさを感じさせないこと。でも、どこかちゃんと新しい空気を出している。

その絶妙な感じにひとり感動しつつ、お目当ての「京都モダンテラスに向かいました。オープンは8:00。静かです。

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店内は広く、また天井が高いのでさらに広々としています。

奥の壁一面に配された本棚をはじめ、店内には本棚が設えられ、企画展示もされていました。ホテルのような雰囲気でした。

メニューは4種類。

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・ご飯とお味噌汁、焼き魚にご飯のお供が5品もついた「モダンテラスの朝御御膳」(1000円・税別)

・薩摩赤鶏の玉子かけご飯(550円・税別)

・吉田パン工房のパンと自家製ハムのブレークファースト(800円・税別)

・アボガドとトマトのサラダがついた「3種のフルーツサンド」(800円・税別)

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この日は、3つ目のブレークファーストにコーヒー(+300円)をつけました。

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なぜなら、あの「吉田パン工房」のパンが食べられるから!京都のレストランでも多く使われている「吉田パン工房」のパン。小売をされていないので、その名を見かけるとつい食べてしまいます。

エピをはじめ、3種類のパンが盛られていましたが、どれももっちりとしっとりとしたパンでした。

しっとり感があると食べやすく、また吉田パン工房のパンは、とても香りが良いなあといつも思うのです。

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自家製のハムはあっさりと、おとなしい味でした。

テーブルとテーブルの感覚が広々としているためか、おしゃべりをしている人たちの声も心地よいBGMに。ゆったりと落ち着いた気持ちで朝のひとときを過ごせる空間でした。

ちなみに、設計は日本を代表する建築家・前川国男さん。ル・コルビュジエの元で勉強なさった方なのだそうです。

いつまでも座っていたくなる空間なのは、きっと随所に工夫がなされているんだろうなあ、と思いつつも、難しいことは考えず、その心地よさを存分に感じさせてもらった朝時間でした。

京都モダンテラス

京都市左京区岡崎最勝寺町13 ロームシアター京都 パークプラザ2F
075-754-0234
8:00〜23:00(朝食は11:00まで)
無休
www.kyotomodernterrace.com

 

 

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京都の朝カフェ&朝ごはんガイド[連載終了・全40回]

京都のモーニングと朝ごはんのお店[連載終了・全40回]
Written by

清塚あきこ

編集者・ライター。出版社および編集プロダクション勤務を経て、2012年独立。京都関連の情報誌や書籍を中心に、実用書や各種パンフレットの編集・執筆に携わっている。好きなものは、装幀の素敵な本、矢野顕子さんの声、酸っぱめのコーヒー、地方が舞台のサスペンスドラマ、肌触りのいいボーダーシャツ、サクサクのスコーン。京都のはずれ在住。一児の母。

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