【京都・宇治】川のせせらぎとともに「RAKU」でのんびりモーニング

 

おはようございます。

今日は、京都市内から電車でおよそ30分。平等院や抹茶で知られる宇治の「RAKU CAFE & GALLERY」をご紹介します。

京阪宇治駅を降りて、宇治橋の手前を走る宇治川ベリの小道「朝霧通」を南へ徒歩5分。『源氏物語』の「宇治十帖」にちなんで「さわらびの道」と名付けられた小道との分岐点に建っているのが「RAKU CAFE & GALLERY」。大きな2階建ての一軒家です。

こちらは、「朝霧通」側の入り口。「さわらびの道」側からも入ることができます。

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店内は、北欧テイストを基調とした温かみのあるインテリア。どの席についても窓からの日差しが差し込み、すがすがしい朝のひとときを過ごすことができます。

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このお店は、京都市内の岡崎にある人気カフェ「& noma CAFE」の姉妹店。

街なかにある「& noma CAFE」は、洗練された雰囲気が魅力。一方で、こちらの「RAKU」は、宇治ののんびりとした時間の流れに静かに寄り添う居心地の良さが自慢のお店です。

トーストにコーヒーなどがついたモーニングセット(550円)もあるのですが、ちょっと小腹も空いていたのでこの日はベーグルサンドをセレクトしました。

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ベーグルサンドは2種類。

・スモークサーモン&クリームチーズ

・えび&アボカド

いずれもローズマリーの香りのフライドポテトがつき、セットでドリンクをつけることができます。(単品900円、ドリンクセットは1200円)。

ベーグルは、同じく宇治・三室戸にあるパン屋さん「Kunel」のもの。焙煎全粒粉を使った香ばしいベーグルで、「RAKU」のためにオリジナルで焼いてもらってます。

私はサーモンの方をオーダーしました。スモークサーモンとクリームチーズの相性もさることながら、それらをつなぐハニーマスタードが絶品。朝食に少しの甘いものを取り入れることは、朝のスタートをエネルギッシュに切るためのとってもおすすめの方法です。

コーヒーは、京都市内にある小さな焙煎所「イワシコーヒー」のもの。こちらも「RAKU」オリジナルのブレンドです。

コロンビアベースの中煎りとタンザニアベースの深煎りとがあり、選ぶことができます。中煎りは穏やかでやさしい飲み口、深煎りも決してビターではなく、すっと飲むことのできるさっぱりとしたものです。2種類それぞれに、香りの違いを楽しむ、といった違いでしょうか。

ほかには、自家製のスコーンやスイーツ、自慢のたまごサンドなども、朝からオーダー可能です。

かわいらしいスタッフの皆さんの笑顔に見送られながら、お店を出るとすぐ脇を宇治川が流れます。

身も心も満たされた「朝時間」を過ごした後、川べりを散策するのもまた楽しいひとときです。

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RAKU CAFE & GALLERY

京都府宇治市宇治又振65
0774-66-7070
9:00〜夕暮れ時
※朝食は11:00まで
無休(不定休あり、詳しくはホームページで確認を)

http://raku-u.com/

 

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京都の朝カフェ&朝ごはんガイド[連載終了・全40回]

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Written by

清塚あきこ

編集者・ライター。出版社および編集プロダクション勤務を経て、2012年独立。京都関連の情報誌や書籍を中心に、実用書や各種パンフレットの編集・執筆に携わっている。好きなものは、装幀の素敵な本、矢野顕子さんの声、酸っぱめのコーヒー、地方が舞台のサスペンスドラマ、肌触りのいいボーダーシャツ、サクサクのスコーン。京都のはずれ在住。一児の母。

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