今日のカフェボンボンは、詩人・谷川俊太郎の詩集を。
愛に満ちた詩のフレーズに、心が生き生きと満たされていきます。
『魂のいちばんおいしいところ』
著者：谷川俊太郎
出版社：サンリオ
まっすぐ言葉が突き刺さる。そして、水のようにしみ通っていく。物語や映像とはまた違う、一直線に心に届く言葉が詩なんだと思う。
スヌーピーの本の素晴らしい翻訳でも知られる谷川俊太郎さん。ピーナッツの仲間たち、スヌーピーやウッドストック、チャーリー・ブラウンに捧げた詩は、ユーモラスで温かく、愛情に満ちています。
それから「あなたはそこに」という詩。何度読んでも涙が出ちゃう。
ほんとうに出会った者に別れはこない
あなたはまだそこにいる
もう会えない人たちを想う悲しみや後悔が、ゆっくりと溶けてゆく気がします。
この詩集の「朝時間」は、「ウッドストック」より。
飛ぶのが下手なことを
自慢もしないかわり恥じもしない
きみはあるがままの自分を受け入れる
以前ご紹介したこちらもおすすめです！
＊とろけるような恋愛詩集『私の胸は小さすぎる』
＊自ら厳選した詩一七三篇『自選 谷川俊太郎詩集』
＊心を映す空の写真詩集『写真ノ中ノ空』
あるがままの自分で今週も。
Love, まっこリ〜ナ
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