『朝のストレッチ』
からだって不思議。じわじわSOSが出ていながらも、見て見ぬふりをしてしまいがち。自分だけは大丈夫、自分だけは…。突然のギックリ腰で初めて気づく。「あ、もっと早くからいたわっていれば良かった」と。
目覚めから外出時までの朝時間は、長さも違えば質も違います。ゆっくり音楽を聴きつつ優雅に朝食をとる人もいれば、シャワーと化粧でいっぱいいっぱいという人もいるでしょう。ただ、働く女性にとって朝時間は、いつだって戦争であり、自分を省みる大切な時間なのは間違いありません。
痛めてからでは遅い自分のからだ。働きだしたその日から、自分を守れるのは自分しかいません。このことを熟知してこそ、初めて生きることの意味、生かされていることへの感謝が生まれてくるのではないでしょうか。
朝のストレッチは医者いらずのプチ健康診断です。
たとえ数分でも、忙しい朝にからだを解放させられるようになったら、余裕のあるいい女の証です。朝のベッドとなるヨガマットの色もこだわりを持って選んでみたいですよね。
からだの硬い人は、寝っ転がるだけで筋が伸びてきそうなやわらかいパステル調の色がおすすめです。中でもピンクは女性らしさを意識させてくれて一石二鳥。なかなか集中力が持たないという人には、5分でもストレッチに気持ちがいくようなブルーをチョイス。出来るだけ濃い色なら尚ベストです。とにかくゆっくりからだを労りたい!という人には癒やしのグリーンがおすすめです。特になしと言う人は、自分の好きな色に身を委ねるのも悪くありません。
元気に每日を過ごすためにも、自分のからだは自分で守る。朝のストレッチこそ、心地よい色と共に自分と対話してみてはいかがでしょうか。