「フラワートルティーヤ」ってご存知ですか?
タコスの皮、と呼ばれたりもしますが、メキシコの薄焼きパンです。
元々はとうもろこしで作るパンですが、これの小麦粉版が「フラワートルティーヤ」。
これは主にタコスを作るために使われますが、実はかなり使えて朝ごはんに便利なんです!
常温品の他に冷凍品もあり、輸入食材店や
輸入食材を多く扱うスーパーなどで購入することができます。
どう便利かというと、なんといっても好きな具を巻くだけで素敵朝ごはんの出来上がり!ってとこ。
要はラップサンド「ブリトー」を作るということだけど、これがかなりおススメなんです。
たとえば、トンカツが一切れ余ってたら、千切りキャベツと一緒に巻き巻き。
野菜炒めがひとくちふたくち余ってたら、チーズと一緒に巻き巻き。
ちょこっとずつ半端に余って困ってしまうようなおかずもトルティーヤで巻いちゃえば立派なブリトーに。
意外なことに、具の種類は和洋中問わずに美味しく出来上がります。
もちろん、サンドイッチのようにハムやチーズ、ツナを巻いても美味しいです。
トルティーヤの温め時間は電子レンジで20秒から30秒ほど。
これに具をまくだけで完成なので作るのはスピーディーで楽ちん。
おにぎりやサンドイッチのように食べやすいのも良いところです。
そんなブリトー朝ごはんをいくつかご紹介♪
12月12日の朝ごはん。調理時間6分
残りものおかずのブリトー、温野菜、オレンジ、ローズマリーレモンティ。
前日の撮影でちょこちょこ余った料理とチーズをトルティーヤで巻いてブリトーに。
具は、キャベツの千切り、きゅうりの千切り、トマトリゾット、照り焼きチキン、チーズ。
チーズは入れたほうが味がとまとまることが多いです。
1月15日の朝ごはん。調理時間4分
ハムとアボカドのブリトー、りんご、ヨーグルト。
温めたトルティーヤをワックスペーパーに乗せて、キャベツ千切り、ロースハム、スライスチーズ、アボカド、コーンを包んでペーパーもくるっと巻きます。
両端をキャンディ包みにして紙ごと包丁で半分に切って出来上がり。
ブリトーを作る時間は2分くらい。
6月3日の朝ごはん。調理時間5分。
切り干し大根のブリトー、サラダ、ゆで卵、いちごジャム入りヨーグルト。
具は、切り干し大根、きゅうりの千切り、レタス、スクランブルエッグ、チーズ。
これもワックスペーパーで包んでから半分にカット。
切り干し大根とチーズという意外な組み合わせも、トルティーヤで巻けばまとまるから不思議。
シャキシャキ生野菜もたっぷり入っていてさっぱり味です。
具はご覧のとおり余ってる材料や料理でOK。
残り物を美味しく再生していただけるというわけです。
ポイントとしてちょっと汁気のあるものを巻くときは、あたたかいごはんも一緒に巻くとこぼれにくいです。
煮込みのおかずだけでなくトマトのざく切りを入れるときにもごはんを入れます。
温かいご飯に生トマトなんてちょっと食べる気がしないけど、ブリトーにするとなぜかとっても合うので不思議。
前日ののこり物でも素敵に楽しくなっちゃう朝ブリトー、お試しあれ!