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センダックの小さな絵本『きみなんか だいきらいさ』

 

今日のカフェボンボンは、『きみなんか だいきらいさ』
『かいじゅうたちのいるところ』などで有名なモーリス・センダックの絵本。大切な誰かとケンカしちゃった時にぜひ。早く仲直りしたくなると思うから!

20140206

きみなんか だいきらいさ
文:ジャニス・メイ・ユードリー/絵:モーリス・センダック/訳:小玉知子
出版社:冨山房

いつもは大の仲良しのジェームズとぼく。だけど、ケンカしちゃったんだ。だって、ジェームズがいばってるんだもの。だいきらいさ。もうぜっこうだよ!

誰にでも経験のある、いつでもどこでも起こる男の子同士のケンカを、ぼくとジェームズの言葉だけでシンプルに描きます。

ふたりが仲良しのときの絵が好き。しっかりと肩を組んで、顔を寄せ合ってる。こういう親密さは、男の子特有の気がします。背の高い子と低い子が肩を組んでいたりね。

元女の子からするとうらやましくて、胸がキュンとなる。きみなんかだいきらいさはきっと、大好きの裏返し。そうだといいな。

ケンカのあとに。
ケンカのあとに。

小型サイズで読みやすいので、プレゼントにもおすすめ!私の本はもう色あせているけれど、ずっと大切にしています。

Love, まっこリ〜ナ

 

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Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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