今日のカフェボンボンは、『ねむいねむいちいさなライオン』。
動物写真の先駆けだったイーラと、『おやすみなさいおつきさま』などの絵本で知られるマーガレット・ワイズ・ブラウンによる、愛らしい写真絵本です。
『ねむい ねむい ちいさな ライオン』
文:マーガレット・ワイズ・ブラウン/写真:イーラ/訳:ふしみみさを
出版社:徳間書店
動物園のライオンの子。まだ本当に小さいのでいつも眠ってる。目をキュッとつむって、前足に顔をのっけて。
外の世界を見たくなったライオンの子は、ある日、冒険に出ようと決心します。心配するお母さんを振り切って、おりの外へ。生まれて初めて、ふかふかの草を踏みしめます……。
好奇心いっぱいで、でもすぐ眠たくなっちゃう。“ねぼすけのちいさなライオンのにおい”ってどんなだろう? ぎゅうっと抱きしめたくなる。
この本がアメリカで出版されたのは1947年のこと。いまから70年近くも前の写真なのに、ライオンの子のぬくもりが伝わってきます。
休日のお昼寝タイムにおすすめの写真絵本です。
Love, まっこリ〜ナ