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世界30か国で刊行!傑作ファンタジー『夜のサーカス』

 

今日のカフェボンボンのおすすめは、ファンタジックな『夜のサーカス』

魔法のサーカスを舞台にしためくるめく物語。世界30か国で刊行された、アメリカの若き女性作家による驚異のデビュー作をお届けします。

20121006

夜のサーカス
著者:エリン・モーゲンスターン/訳:宇佐川晶子
出版社:早川書房

世界中を移動する夜のサーカス。それは予告もなしにやってきて、白黒のテントがある日忽然と出現する。開くのは夜。秘密めいたカーテンの奥で、奇抜で魅惑的なショーが夜ごと繰り広げられる……。

サーカスのこと、お話するのはここまでにしときます。どんな出し物が見られるか少しでも知ってしまったら、きっとつまらないから。

若き天才魔術師・シーリアとマルコの宿命の対決の行方、ロマンティックな恋と呪縛を軸に、サーカスを巡る人々の運命が絡み合い、火花を散らします。

夜のサーカスの「朝時間」は、サーカスが終わりを告げる時。夢のあとのさびしさが漂います。本のお供には、サーカスの売店のお菓子にちなんで、キャラメルがけのりんごをどうぞ。

もうすぐハロウィンがやってきます。ハロウィンの夜はサーカスも特別に華やか。何かが起こりそうな予感がします。物語の扉を開けて、鮮やかなイメージの奔流とイリュージョンを堪能してください。

この本は、2011年にアメリカで出版されたばかりですが、すでに映画化も決定しているそうです。シーリア役は・・・、ナタリー・ポートマンがぴったりかも、なんて思っています。

Love, まっこリ〜ナ

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
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まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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