今朝のカフェボンボンのおすすめは、『ついてないとき心が晴れるスヌーピー』。
今日もうまくいかなかった。明日もどうなるか心配・・・。そんな時、スヌーピーたちのおしゃべりに耳を傾ければ、きっと気持ちが楽になる。波打っていた心がしずまるよう、みんながちょっとだけ手助けしてくれます。
『ついてないとき心が晴れるスヌーピー』
著者:チャールズ M.シュルツ/訳:谷川俊太郎
出版社:祥伝社
スヌーピーの飼い主、チャーリー・ブラウンは大の心配性。ツキからも見放され、監督とピッチャーをつとめる野球チームも負け続けです。相当タフな毎日なのではと思いきや、ルーシーの精神分析相談に通ったり、好きな子にラブレターを書いたりして、どん底に陥ってはいないみたい。
チャーリー・ブラウンがあきらめずにピッチャーマウンドに立ち続けるのも、まあいいさと思えるのも、結局のところ、彼が仲間たちに愛されているから。かといって、みんながやさしく慰めてくれるわけではないんですけどね。
眠るのが大好きなスヌーピー、わがままで批判屋さんのルーシー、チャーリー・ブラウンに恋するペパーミントパティ。みんなマイペースでやってます。
スヌーピーの不意打ちの「チュッ!」が好き。ウッドストックのことを見つめながらこんなことを思ってるのもね。彼はオペラを聞いたこともなく、映画やお芝居を見たこともないけど、空や雲や雨や月や星やなんかを見てるんだって。
チャーリー・ブラウンの「朝時間」は、目覚まし時計の鳴らない朝。
妹のサリーが「巻きすぎかもしれない…」とつぶやくと、「ボクらもみんなちょっぴりそんな具合だな!」ってチャーリー・ブラウンが答えるの。たしかに……。たまには目ざましを巻かない夜があっていいかも!
本のお供には、スヌーピーの好物のトーストしたイングリッシュ・マフィンをどうぞ。
Love, まっこリ〜ナ
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