夏の疲れがじわりと出てくる8月後半。年始や新年度の頃は毎日開いていたのに、気づけば手帳が白紙のまま…ということはありませんか?
書かなくなった手帳があっても、落ち込まなくて大丈夫。そこで終わりではなく、また開けたらそこから続いていくものだからです。
今回は、夏の中だるみの時期でも無理なく手帳とつながり直せる、”復活”のコツを3つご紹介します。
「開く→選ぶ→つながる」。戻るための小さな順番を持っておく

手帳時間の専門家かなころ(石山可奈子)さんによると、手帳が止まってしまうのは「できていない」のではなく、整える余力が足りていない状態なのだそう。戻れなくなる理由は、ちゃんとした内容を、ちゃんとした字で…と「ちゃんと」を重ねてしまうこと。だからこそ、戻るときは「これくらいでいいんだ」から始めるのがおすすめだといいます。
かなころさんが自分の中に置いているのは、戻るための小さな順番。
【1】開く…まずは手帳を開く。開けたら、それだけで「よくできました」
【2】選ぶ…正解ではなく「今の自分が触れたいペン」を選ぶ
【3】つながる…書く、もしくは眺めるだけでもOK。ひとこと書けたらなおいい
書く前に「選ぶ」を挟むことで、手帳との時間が「やらなきゃいけない時間」から「自分に戻れる時間」に変わっていくそうですよ。
空いてしまったページも、何もなかった時間ではなく、余裕がない中でも毎日を過ごしていた「あった時間」。埋めたり、なかったことにしたりしなくていいという言葉に、心が軽くなりますね。
(参考:手帳が続かない5月に。「書けない日」から戻る小さな3ステップ)
朝1分でOK!「今日のわたし」へひとことを手渡す

手帳をまた開けるようになったら、続いてかなころさんがすすめる「1分の手帳習慣」を試してみませんか。毎朝、手帳のいちばん上に「今日の私は、どんな一日を過ごしたい?」という問いを置き、浮かんだ一言を今日の自分へ手渡すように書くだけです。
「今日はゆっくりいこう」「ひとつ終えたら、それで十分」「無理しない」など、どんなに短くても大丈夫。好きな色のペンで、目立つように大きめに書くのがおすすめとのこと。言葉が思い浮かばない朝は「今の気分は○○」だけでも十分だそうですよ。
朝の自分が一度言葉にして紙の上に置くだけで、一日の途中でふとその言葉を思い出し、気持ちが流されそうなときに「今日はこうしたかったんだよね」と自分で舵を戻せるようになるのだとか。
(参考:手帳が書けない、続かない朝に。やさしく始める「1分の手帳習慣」)
書くことに慣れてきたら。朝5分の「手帳に書くといいこと」3つ

手帳のある朝が戻ってきたら、少しずつ書く項目を増やしてみるのも◎。手帳と暮らしのライター・おおやまはじめさんによると、書くことは脳で考えながら手で書き、目で見て記憶する能動的な行為。自分の意思が脳に定着するため、行動に反映されやすいのだそうです。
朝の手帳に書くといいのは、次の3つ。
【1】今日のテーマ…「自分から積極的にあいさつをする」など、その日心がけたいこと
【2】今日やること…タスクリストとは別に「これを必ずやる!」という項目
【3】今日やりたいこと…お風呂や夜の読書など、自分をねぎらう楽しみ
テーマをひとつ決めるだけで目的意識が明確になり、一日にメリハリがつくそうですよ。
週末や休みの前日は、ちょっと特別な「やりたいこと」を設けるのもおすすめとのこと。まずは朝5分から、クリアな脳に働きかけてポジティブな一日を始めてみましょう。
(参考:朝5分で一日がポジティブに変わる!「手帳に書くといいこと」3つ)

書くのがもっと楽しみに♪ 手帳を彩る「手書き&活用」アイデア3選
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書かなくなった手帳は、失敗の証ではなく、忙しい毎日をちゃんと過ごしてきた証でもあります。
夏の中だるみを感じる朝こそ、まずは手帳を「開く」ことから。少しずつ自分のペースを取り戻して、9月を軽やかに迎えたいですね。

