9月も終わりに近づき、仕事や家のことなど、何かと予定が増えやすい時期。「今日もやりたいことが終わらなかった」「気づけば一日中バタバタしていた…」と感じることはありませんか?
毎日を少しでも気持ちよく過ごすためには、頑張って予定をこなすだけでなく、時間との付き合い方を見直すことも大切です。
今回は、タイムコーディネーター・吉武麻子さんのアイデアから、予定に追われないための「時間術」3つをご紹介します。
【1】まずは“やりすぎ”を確認!24時間に予定が収まっている?
「時間がない」と感じると、「もっと早く動かなきゃ」「効率よく片づけよう」と考えがち。けれど吉武さんによると、時間に追われる大きな原因は、持ち時間以上のことを抱えていることなのだそうです。
まず確認したいのは、今の1日に何をどれくらい詰め込んでいるか。睡眠時間、食事・家事・通勤などの外せない生活時間、仕事・勉強・趣味などに必要な時間を書き出してみましょう。

たとえば睡眠を8時間とるなら、使えるのは残り16時間。その中に生活に必要な時間と「やりたいこと・やるべきこと」が本当に収まるかを見てみます。オーバーしているなら、スピードの問題ではなく、そもそも予定が多すぎる可能性があります。
ポイントは、予定ごとに「だいたい何分・何時間かかるか」まで考えること。時間が足りないと分かったら、「もっと頑張る」ではなく、何を減らすか、別の日に回すかを検討します。
まずは24時間の容量を知ること。それだけでも、予定を詰め込みすぎるクセに気づきやすくなります。
【2】予定は“余白”から入れる!「スケジュールの順番」を変える
予定を立てるとき、締め切りの近い仕事や人との約束から埋めていませんか?吉武さんがおすすめするのは、あえて逆の順番でスケジュールを組む方法です。
最初に確保するのは、予定がずれたり急な用事が入ったりしたときに使える「バッファ時間」。余れば休憩や自分のための時間にできます。次に入れるのが、勉強や運動、進めたい仕事など、これからの自分につながる「未来の種まき時間」です。
そのあとに人との約束を入れ、最後に急ぎの仕事や返信などの「緊急なこと」を組み込みます。

先に余白や自分のための時間を押さえておくと、本当に使える時間が見えやすくなり、予定を詰め込みすぎるのを防げます。「空いているところにどんどん予定を入れる」のではなく、「大切にしたい時間を先に予約する」と考えるのがコツ。

自分の予定を後回しにしがちな人ほど、手帳を開いたらまず“余白”から確保してみると、毎日のペースを取り戻しやすくなります。
(参考:急ぎの用もやりたいことも!心地よい「スケジュールの立て方」4ステップ)
【3】「終わりの時間」を先に決める!1日の締め方を整える
1日の予定を立てても、気づけば仕事や家事が夜までずれ込んでしまうこともありますよね。そんなときに役立つのが、「何時までに終えるか」を先に決めておく方法です。
吉武さんは、仕事の開始時間だけでなく終了時間も決めて可視化しているそう。終わりが決まっていると、その時間までに何を進めるかを考えやすくなり、急なタスクが入ったときも「今日やるか、明日に回すか」を判断しやすくなります。

さらに、1日の最後には振り返りの時間を確保。できたことや進み具合を確認し、残ったタスクは翌日のリストへ。夜のうちに整理しておけば、翌朝に「今日は何から始めよう」と迷う時間も減らせます。
予定をぎりぎりまで詰めるのではなく、終わりに整理する時間まで含めて1日のスケジュールを作るのがポイントです。

毎日完璧にこなすことより、「今日はここまで」と区切れる仕組みを作ること。オンとオフがつきやすくなり、翌日もすっきりスタートできます。
(参考:毎日の習慣に!「1日のスケジュール」で大切にしたい3つのポイント)

朝のバタバタを解消!「手帳時間」で自分を取り戻す3つのコツ
1月に立てた目標が思うように進まなかったり、新年度や年度末を前に、毎朝バタバタしてしまったり。2月上旬は、「気持ちはあるのに、余裕がない…」と感じやすい時期ですよね。そん…
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時間の使い方は、毎日の暮らしや予定に合わせて少しずつ整えていくもの。すべてを完璧にこなそうとせず、自分に合う方法を見つけていくことが大切です。
気になったアイデアから取り入れて、予定に振り回されず、自分のペースで過ごせる毎日につなげてみてくださいね。

