朝を楽しむ「朝時間アンバサダー」のみなさんに、朝時間にまつわるお話を届けていただく連載です!
おはようございます。2026年度 朝時間アンバサダーのめい(@ol.learning)と申します。
普段は会社員として働きながら、ビジネススクールにも通っています。
「朝時間アンバサダー」と聞くと、なかには「きっと昔から朝が得意で、活動的な人なのだろうな」「毎朝、丁寧に整えられた時間を過ごしているのだろうな」と思われる方もいるかもしれません。
でも、実は私は…大の「朝が苦手な」朝時間アンバサダーなのです。
小学生の頃に「起立性調節障害」と診断され、大人になった今も「起立性低血圧」の体質を持っています。
そのため、起きたては1日の中で最も体が重く、エネルギーが出にくい時間帯。「今日1日、体調を崩さずにやっていけるだろうか?」と不安になるのも朝です。
夜に近づくにつれて少しずつ調子が上がり、本領を発揮できるのはいつも午後から夕方以降という、典型的な夜型タイプです。
「朝が苦手なのに、朝活なんてできるの?」と思われるかもしれません。しかし、自分の体質を否定するのをやめ、上手に付き合えるようになってから、私なりの心地いい朝の輪郭が見えてきました。
今回は、そんな私のこれまでの「朝活ヒストリー」と、朝が苦手だからこそ日々大切にしていることについて、お話しさせてください。
理想と現実の間で。私の朝活ヒストリー
1.「朝型」という正しさに憧れて成功できなかった学生時代
私が「朝活」という言葉に興味を持ち始めたのは、父の影響でした。手帳や自己啓発本が好きな父の本棚には、朝活に関する本が何冊も並んでいたのです。
それを何気なく読むうちに、「朝の時間を有効活用できる方って素敵だな」と憧れを抱くようになりました。

ただ、当時の私は、睡眠時間が6時間を切るとすぐに体調を崩してしまうほど繊細な体。それでも大学受験の時期に「どうしても朝型にならなきゃ」と一念発起し、夜21時に就寝して朝3時に起きるという、今思えばかなり極端なスケジュールを試みたのです。
結果は、最初のうちこそ気合で外に出て、青空教室のごとく机に向かうものの、午前4時半頃になるとどうしても眠気に勝てず、結局6時頃まで二度寝してしまうことに…。
その頃の私は、自分の体の声を聞くよりも、世間の「朝型=正しい=みんなが目指すべきものだ」という枠に、無理やり自分を当てはめようとしていたのだと思います。
2.「これならできる」のバランスを見つけた大学時代
大学に進学すると、理系だった私は平日のほとんどを授業と実験で埋め、アルバイトをする時間をつくるのが難しいと気づきました。
「学校の勉強はきっちり修めたい。成績もなるべく高く維持したい」という、真面目で少し肩に力が入った学生だった私は、時間の使い方を見直さざるを得なくなりました。
そこで思いついたのが、土日の早朝を有効活用すること。家から比較的近い場所にあるお弁当屋さんで、「朝6時~9時」の早朝アルバイトを始めることにしたのです。
5時起きは低血圧の私にとって楽ではありませんでしたが、家から近かったこと、そして「アルバイトが終わって10時に帰宅しても、1日はまだ始まったばかり」という充実感が、大きな味方になってくれました。

帰宅後の静かな時間には、落ち着いて実験のレポートを書いたり、課題をしたり。このサイクルを維持するため、金曜日と土曜日の夜は21時頃にはベッドに入るようにしていました。
この「週末朝バイト生活」は自分に合っていたようで、約3年間、無理なく続けることができました。これが私の人生における、「自分にちょうどいい朝活」の第一歩だったと感じています。
3.キャリアと学びの両立に揺れる現在の暮らし
そして、社会人になった現在。新たな挑戦として、平日の夜や土曜日にビジネススクールの授業を受け始めました。
平日の授業が終わって帰宅すると、23時30分近く。それからお風呂に入ったりしていると、平日の朝に早く起きるのは、物理的にも体力的にもなかなかハードルが高いのが現実です。
さらに、今の仕事を始めてからまだ日が浅く、不慣れなために残業が発生することも少なくありません。
低血圧な私にとって、「朝早く起きて仕事をしよう」とするよりも、「夜のうちに少し仕事を進めておこう」とするほうが、一時的には体への負担が少ないように感じてしまうのが本音です。
とはいえ、平日の朝も会社へ行くためにきちんと起きなければなりません。そこで現在の私は、平日の朝に自分に課すハードルを、あえて「うんと低く」設定しています。
- 朝ごはんを、無理せず食べる
- 食べた後は少しの間、静かに食休みをする。急いでいても駅まで走らない
- 通勤電車の中で、毎日続けている語学学習アプリを開き、少しずつ頭を起こしていく
長い人生のヒストリーの中で見れば、今の私は「今のライフステージにぴったり合う朝時間の使い方」を、新しく模索している途中なのかな、とゆったり構えるようにしています。
体の声を聞く、大人のための「無理をしない」3つのマイルール
誰のもとにも、朝は必ずやってきます。だからこそ、「朝早く起きるのが得意ではないからといって、朝の時間を楽しめないということにはならない」と私は思っています。
大切なのは、世間の基準ではなく、自分の体質やバイオリズムに寄り添うこと。私が日々の中で意識している、「無理をしない」ための3つの工夫をご紹介します。
1.基礎体温を測り、自分のゆらぎを客観的に見つめる
自分の心と体の波を大切にしたくて、朝起きたらまず基礎体温を測ることを心がけています。
急いでいる朝には測り忘れてしまうこともありますが、「データは細く長く、蓄積していくことが何より大切」と言い聞かせ、できる範囲で続けています。

記録したデータは、スマホのアプリで管理。特に、生理周期と連動した自分の気持ちのアップダウンや肌の調子を予測するのにとても役立っています。
理由もなく心が沈んだり、イライラしたりしたときも、「自分の心が弱いせいだ」と責めるのではなく、「今はそういう周期なのかもしれない」と、数字や客観的なデータを見ることで、自分を俯瞰できるようになりました。
それだけで、朝の気持ちがすっと穏やかになるように感じています。
2.休日の朝は「シャクティマット」に乗って、心身をゆるめる
2025年、体調管理の一環として、インド発祥の「シャクティマット」というアイテムを購入しました。マット一面に小さなプラスチック製の突起がたくさんついている、ツボ押しのようなマットです。

最初は1日の疲れを癒やす目的で、夜のお風呂上がりに使っていました。しかし、刺激によって頭が冴えてしまうのか、私の場合はなぜかその日の眠りが浅くなってしまったのです。「本当は深い睡眠が欲しかったのに…」と、少し残念に思いました。
そこで発想を変え、休日の「自分のペースでゆっくり起きられる朝」に使うことにしました。
目が覚めたら、まずはベッドの中で足首を回したり、足を上げたりして、急に起き上がらないようにしています。それからゆっくりと上半身を起こし、シャクティマットの上に背中を乗せて、ぼーっと過ごすのです。
すると、痛気持ちいい刺激とともに、体が少しずつ目覚めていくように感じられ、頭もすっきりしてきます。今では、休日の朝の愛おしいリラックスタイムです。
3.お気に入りのドリンクで、小さなご褒美を用意する
「明日、起きるのが少し楽しみになる理由」を、前の日の夜からそっと仕込んでおきます。

例えば、「明日の朝はビタミンCを取り入れて、シャキッとした気分で始めよう」という日のために、冷蔵庫の中にお気に入りのドリンク粉末を用意しておいたり、前夜のうちにとうもろこし茶をつくって冷やしておいたり。
お気に入りのグラスに注がれた大好きな飲み物があるだけで、少しどんよりとしていた朝の空気が、自分をいたわる特別な時間へと変わっていきます。
最後に
「自分が少しでも朝を心地いいと感じられれば、前向きな気持ちになれれば、それで100点満点」
それくらい自分への合格点を下げて、その日にできることをマイペースに重ねるのが、私流の朝時間です。
がんばりすぎてしまう大人の女性こそ、世間の「早起き=素晴らしい」という基準に、無理に合わせる必要はないのではないでしょうか。
朝型になれなくても、朝が得意ではなくても、自分なりの心地よさはきっと見つけられます。皆さんもぜひ、ご自身の体と心に一番やさしい朝時間を過ごしてくださいね。

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人材育成に携わる会社員として働きながら、経営大学院との両立にも挑戦しています。忙しい毎日の中でも、朝に手帳を開き、自分と向き合う時間を大切にしています。趣味は韓国語の勉強と推し活。心が整う朝時間とともに、手帳や文具の楽しみ方、働く女性の前向きな日常を発信していきます。
Instagram:@ol.learning
朝時間アンバサダーとは
朝を楽しく心地よく過ごすヒントを届けるウェブマガジン「朝時間.jp」と共に、朝時間の過ごし方や朝の楽しみを発信する公式「朝時間アンバサダー」。様々なライフスタイルの中で朝時間を楽しんでいる方々です。
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