おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを、毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ「お祝いの場で着物を着てもいい?」
結婚式や入学式など、お祝いの場で着物を着たいと思ったことはありますか?
着物を着る人が少なくなった現代。ハードルが高かったり、着てもいいのか自信がなかったり…。
今回は、日本の伝統衣装である着物について、一緒に確認しましょう。

お祝いの席で着物は着ても良い?
着物の中でも「正礼装」や「準礼装」と呼ばれるものはフォーマルな服装であり、おめでたい柄や縁起の良い文様があしらわれているため、お祝いの場にふさわしい装いです。
主役より目立つようで気が引ける…と思うかたもいらっしゃるかもしれませんが、着物にも「格」があるため、その点を意識すれば問題ありません。
主役のかたも、場が華やかになるため喜ばれるはずですよ!

主役ではない場で気を付けるポイント
着物には格があります。
主役よりも上の格にならないように、また、その場にふさわしい格のものを選ぶようにしましょう。
色やデザインなどは、主役よりも目立たない、落ち着いたものを選ぶと無難です。
- 黒留袖 正礼装
- 色留袖(五つ紋) 正礼装
- 振袖 正礼装
- 色留袖(三つ紋・一つ紋)準礼装
- 訪問着 準礼装
≪結婚式≫
格が最も高い黒留袖は、新郎新婦の母親や仲人夫人が着用するため、ゲストで呼ばれた際は、この黒留袖よりも格が下のものを選びましょう。
花嫁と被る色を避けるだけではなく、黒色は親族と勘違いされるため、避けたほうが良いでしょう。
黒留袖 母親や既婚の親族・仲人夫人
色留袖(三つ紋) 仲人夫人・親族や主賓・上司
振袖 未婚の女性
訪問着 友人や同僚
≪入学式・卒業式≫
着物は、訪問着や付け下げ(一つ紋)、色無地を選びましょう。
主役であるお子さまよりも目立つことがないように、落ち着いた色やデザインを選べるとGood!
入学式と卒業式で同じ着物を着ても問題はありません。
≪お宮参り≫
着物は、訪問着や付け下げ(一つ紋)、色無地を選びましょう。
赤ちゃんが正装である場合に、着物を着ることができます。
主役は赤ちゃんのため、赤ちゃんよりも目立たない、落ち着いたものを選べると良いです。
*****
いかがでしょうか。
着物を着て出席することで、お祝いの気持ちを表すことができます。
「格」と色やデザインを意識して、その場にふさわしい、素敵な装いでお祝いしてくださいね。
迷ったときは、お店のかたに相談してくださいね!

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それでは、また次回!Have a ごきげん day!
このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

