おはようございます。ヨガインストラクターのSAKURAです。
この公式ブログでは、理学療法士でもあるヨガインストラクターの視点からしかお伝えできない情報をお届けします。

1.「朝ヨガ後」の食事、その効果を最大限に高めていますか?
朝ヨガで体を動かした後、何をどう食べるか。この朝のルーティンこそが、一日の代謝と消化力を左右します。せっかくヨガで体を整えたのに、その後の食事習慣で効果を半減させてしまうのはもったいないですよね。
理学療法士の視点から見ると、ヨガのポーズや呼吸法は「内臓の動き」をサポートする優れた準備運動。ヨガ後の体は、消化器官が活性化しやすい最高の状態にあると言えます。
2. ヨガが食事の準備運動となるワケ
ヨガと食事を結びつける鍵は、「内臓の位置」と「横隔膜の動き」です。
- 内臓の位置: 姿勢の軸が整うことで、胃や腸が本来あるべき位置に収まり、消化管がスムーズに働けるようになります。
- 横隔膜の動き: 腹式呼吸の主役である「横隔膜」は、上下に動くことで、その下にある胃や腸を優しくマッサージします。この「内臓マッサージ」は、消化液の分泌や排泄を促します。

3. 朝の消化力を最大限に高める「理学療法士的食事ルール」
ヨガで整えた体の効果を持続させ、消化力を高めるための具体的なルールをご紹介します。
「温」を優先
朝一の体はとてもデリケート。ヨガで温まった体を急激に冷やさないように、冷たい飲み物や生野菜ばかりではなく、温かいものを優先しましょう。
おすすめメニュー
野菜たっぷりの具だくさん味噌汁、バナナと豆乳としょうがのホットスムージーなど。
よく噛んで、横隔膜を動かす
消化は口から始まります。よく噛むことは消化酵素の分泌を促すだけでなく、咀嚼筋(あごの筋肉)の動きが横隔膜の細かな動きに連動して影響を与えます。一口あたり20〜30回噛むことを意識してみましょう。
食後の「ねじり」はNG
食後すぐに体を大きくねじるようなポーズや、胃を圧迫するような前屈は避けましょう。食後30分は正しい姿勢で座る、または軽く散歩することで消化器官に負担をかけずに血流を促すのが理想です。

4. 「体の機能」からアプローチする、一生ものの朝習慣
ヨガと食事は、どちらもあなたの体をつくる大切な要素です。「何を食べるか」に注目しがちですが、ヨガで“食事の準備運動”をして、摂り方にも気を配ることで消化力を高めていきましょう。

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