レンジで手軽においしく!りんごジャム・コンポート2種類【秋の保存レシピ】

 

おはようございます。野菜料理家やのくにこです。

りんごが美味しい季節になりました。日本で栽培されているりんごの種類は、なんと2,000種類もあると言われています。
10月の今頃は「中生種」と呼ばれる時期で、アップルパイに使われる「紅玉」や、ひときわ大きな「世界一」、爽やかな酸味と甘みで人気の「ジョナゴールド」、皮が黄色くてシャキシャキとした食感の「トキ」「シナノゴールド」「星の金貨」、皮をむいても赤い果肉の「レッドキュー」などがあります。

いろいろなりんご

まだまだ食べたことのない品種も多いかもしれませんね。食欲の秋に、さまざまな味わいのりんごを楽しんでみてくださいね。

りんごは食物繊維が豊富で腸内環境を整え、ビタミンCで風邪予防、カリウムでむくみ改善、リンゴ酸で疲労回復など、うれしい効果がたくさん期待できます。

1個が大きくて食べきれないとき、切ったりんごをそのままラップで包むと茶色くなってしまいますよね。そんなときは、ジャムやコンポートにして保存するのがおすすめ。レンジで手軽にできるので、少量でも簡単に作れます。

【レンジで簡単!美味しいりんごジャム】

りんごジャム

材料(作りやすい分量・少量)

  • りんご…100g(可食部)
  • 砂糖…40g(りんごの果肉の40%)
  • レモン汁…小さじ1

作り方

【1】りんごを4等分に切り、皮と芯を取る。2切れを4等分にして小さめの角切りにし、残り2切れはすりおろす。

【2】ボウルに角切りとすりおろしのりんごを入れ、砂糖を加えて混ぜる。ラップをして電子レンジ(600W)で3分加熱し、一度混ぜてからラップを外し、さらに3分加熱する。レモン汁を加えて混ぜる。

【3】煮沸消毒した清潔な瓶に入れ、冷ましてから蓋をして冷蔵庫で保存する。

角切りとすりおろしを組み合わせることで、食感のあるみずみずしいジャムに仕上がります。ヨーグルトやトースト、アイスクリームに添えても美味しいですよ。

今回は赤い果肉の「レッドキュー」を使ったので、鮮やかな赤いジャムになりました。皮を一緒に加熱するとほんのり色づくのでおすすめです。お好みの品種で試してみてくださいね。

【3分で完成!りんごのコンポート】

りんごのコンポート

材料(作りやすい分量・少量)

  • りんご…100g(可食部)
  • 砂糖…40g(果肉の40%)
  • レモン汁…小さじ1

作り方

【1】りんごを4等分に切って皮と芯を取り、さらに4等分にして16等分に切る。

【2】ボウルにりんごと砂糖を入れて混ぜ、ラップをして電子レンジ(600W)で3分加熱する。そのまま冷ます。

加熱前のりんご

加熱後のりんご

【3】冷めたらレモン汁をかけて混ぜる。砂糖が溶けない場合は少し置いておくと、りんごから水分が出て溶けていきます。

レモン汁の量や砂糖の加減はお好みでOK。ヨーグルトに入れたり、パンに添えたり、アイスクリームを添えてデザートにしたり、楽しみ方はいろいろ。

りんごの皮をむかずにそのままワンプレート朝食にも添えられるので、朝の忙しい時間にもぴったりです。

りんごスイーツのアレンジはこちら

▼アップルパイ
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12870202367.html

▼りんごとアボカドの春巻き
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12877752818.html

次回はサツマイモの美味しい食べ方をご紹介します。

*この公式ブログは毎週火曜日に更新します。次回もどうぞお楽しみに!

 

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からだにやさしい朝ごはんレシピ

料理家 やのくにこさんによる、野菜たっぷりの美味しい朝ごはんや休日ブランチ♪
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野菜料理家 やのくにこ

野菜不足解消の料理教室やテレビ、ラジオ、新聞、雑誌等で農家さんを取材し「食べて農家応援」の活動をしています。6次産業化プランナー(愛媛県)、地域活性化伝道師(内閣府)。

お腹がすいて目覚める朝は、自分の身体が健康だなと確認するバロメーターです。毎日を心地よくたくましく過ごすために、野菜たっぷりの美味しい朝ごはんやお休みの日のブランチをお伝えします。

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