朝は限られた時間の中で、料理・身支度・片づけを同時進行で大忙し。
そんな時間帯でもスムーズに動けるキッチンには、実は“収納のルール”があります。
今回は、整理収納アドバイザーのみほさんが教えてくれた、朝の家事がラクになる「キッチン収納のコツ」をご紹介します。
動線が整えば、朝のバタバタもきっと減るはずです♪
「使う場所のすぐそばに!」ゼロ距離収納がポイント

キッチンに立つたびに「あれはどこだっけ?」と探してしまう…。そんな方は、“使う場所の近くに収納する「ゼロ距離収納」”が鉄則。
種類別に収納するのではなく、「よく使う順」に、使用場所のすぐそばに置くだけで格段に動きやすくなります。
たとえばコンロ横には毎朝使う調理器具と調味料を。冷蔵庫上段には朝食によく使う食品と調味料を。
朝ごはんに使う食器類はまとめて集めておくなど、使う時にすぐにで手が届くように配置しておくことで、無駄な動きがグッと減って効率的なキッチンになりますよ。
(参考:朝の時短を叶える!キッチンの「ゼロ距離収納」実例3つ)
食器収納は重ねない&立てて収納がGood!

食器棚や引き出しの中がごちゃつく原因は、“重ねすぎ”。
フライパンのふたやお弁当グッズなどは、「立てる」「仕切る」ことで一目で分かる収納に。
100円ショップや無印良品の仕切りケースを使えば、コストをかけずに見た目もきれい。
朝の忙しい時間でも、パッと取り出せる「見える収納」を意識すると時短につながります。
(参考:整理収納のプロが教える!家事がラク&時短になる「食器収納術」3選)
冷蔵庫まわりのデッドスペースを有効活用♪

実はキッチンの中で意外と見落としがちなのが、冷蔵庫のまわりの隙間。
わずか10cmほどの空間も、マグネットアイテムやキャスター付きボックスを使えば立派な収納スペースに早変わりします。
たとえば、冷蔵庫横にマグネットフックを取り付けて、ビニール袋やマーカーを吊るせば、朝の準備もスムーズ。
下の空いたスペースには紙袋や掃除道具を収納しておけば、“出しっぱなし”を防ぎながらスッキリをキープできます。
ほんの少しの工夫で、キッチン全体が使いやすくなりますよ。
(参考:その隙間、あきらめないで!冷蔵庫横のデッドスペースの収納術4選)
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まとめ:朝のキッチンは「探さない」「迷わない」!
朝の時短キッチンづくりのコツは、
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よく使うものの居場所を決める
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見える収納で取り出しやすくする
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隙間を活かして収納スペースを増やす
の3つ。
小さな工夫を積み重ねることで、朝の家事がグッとラクに、気分も軽やかに。
明日の朝は、すっきり整ったキッチンからスタートしてみませんか?


