おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。
この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェをご紹介します!
【東京・中野】駅から徒歩4分!ハード系が充実「NAYUTA BAKERY」
今回紹介する「NAYUTA BAKERY」は、西武新宿線の野方駅から徒歩4分くらい。駅の南口を出て商店街などを通り右方向に歩いていくと、赤い縁どりが印象的でウッディーな外観が見えてきます。

朝は10時からオープンしていて、訪問した11時頃はハード系のパンが多い印象。午前中からハードな食感のものを食べて脳を活性化させるぞ!って時に良さそうなラインナップ。
どうやらお昼に向けてさらに焼いて行くようなので、多くの種類から選びたいなら昼前後が良さそうでした。

陳列棚の奥は厨房で、シェフがパンを作っている様子が垣間見れます。店内は全体的にウッディーな印象で、なんだか落ち着く空間です。

イチジククルミパン

イチジククルミパンは、一見ハードな食感のように見えますが、食べるとクラスト(外側)もクラム(中身)もそこまでハードではなく食べやすい食感。生地自体はシンプルですが、噛めば噛むほど滋味深く、エンドレスに食べ続けられます。

イチジクがたっぷり入っていて、自然な甘味がじゅわりと口内に広がり至福のヒトトキ。時折遭遇するクルミの香ばしさがアクセントになっていました。
この手のパンって、スライスしてちょっとずつ頂くのもありですが、こちらは手のひらサイズなので、ガブリとかぶりつくのもあり。
レモンパン

レモンパンは、ちょっと横長な形がおもしろいです。メロンパンの生地にレモンピールが入ったパンで、外側の端っこ部分がカリカリっと香ばしく、甘味と酸味のバランスが絶妙。

クラム(中身)はふんわりしていて、舌ざわりなめらかで、メロンパンから感じるモソモソする印象はなし。甘いパンですがレモンが入っているので、食後感はちょっとさっぱりもするから不思議。
あんバターフランス

むにゅっと柔らかさもある細長いフランスパンに、つぶあんがたっぷりはさまれたあんバターフランス。バターは奥に入っていて、体感として、餡子9にバター1割。甘すぎず上品な味わいの粒あんがプチプチっとした食感で、これまた良き。

店内にイートインスペースはありませんが、店前に2人くらい座れそうなベンチがあるので、焼きたてを食べたい場合はそちらで頂くのも良いかと思います。
【お店情報】NAYUTA BAKERY(ナユタベーカリー)
住所:東京都中野区若宮1丁目27−8 小久保ビル1F
電話番号:03-5356-9160
営業時間:10:00~
定休日:水曜日・木曜日
※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日、商品詳細等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。

