7月14日:今日は「ゼリーの日」
蒸し暑い朝はひんやりした朝ごはんが食べたくなりますね。冷たくてツルッとしたゼリーは、食欲がない朝にもぴったりです。
ところで、ゼリーを作るときに「ゼラチン」や「寒天」などを使うことが多いですよね。今日はそれぞれの違いについておさらいしてみましょう。
ゼリーの材料「ゼラチン」「寒天」の違いをおさらい

ツルッとしたゼリーを作るゼラチンや寒天ですが、素材も食感も、固まる温度も違います。
まず「寒天」は天草などの海藻を原料としています。食物繊維が含まれているため、お腹の調子を整える効果もあると言います。
歯切れが良く、ほろっと崩れていくのが特徴です。弾力性はなく、杏仁豆腐やミルク寒天などを作るのにおすすめされています。
凝固温度が高めなので、常温でも固めることができますよ。
一方「ゼラチン」は、牛や豚の皮・骨などからできる動物性のたんぱく質「コラーゲン」から作られたもの。
寒天と比べて柔らかく、口どけもいいのが特徴です。ぷるんとした弾力性があり、ゼリーだけではなくムースやババロアなど、さまざまな料理に使えます。
ゼラチンは10℃以下で凝固するため、固める場合は冷蔵庫に入れて保存してくださいね。
歯切れの良い食感がお好みの方は「寒天」。柔らかく、弾力性がほしい方は「ゼラチン」と、そのときの好みに合わせて使い分けてみてくださいね。
「ゼリーの日」とは?
ゼラチンで作ったゼリーの美味しさ、作る楽しさをより多くの人に知ってもらおうと日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が制定。日付は「ゼラチンの日」である7月14日に。また、この時期がゼラチンゼリーの消費が高まることもその理由のひとつ。

