やりたいことや目標がたくさんあるものの、いつも思い通りに進まない…と感じている方も多いかもしれません。
そんなときは「ガントチャート」を使って、やるべきことを一覧にしてみませんか?
今日は、計画の達成率がアップする「ガントチャート」作り方のヒントを紹介します。
ガントチャート作成のステップ

そもそも「ガントチャート」とは、何をいつまでにするのか表として視覚化したもの。仕事のプロジェクト管理はもちろん、プライベートの予定を立てるときにも便利です。
池田千恵さん直伝の「ガントチャート作成」のステップは大きく2つ。
【1】これからしたいこと、すべきことを全部出す(仕事・プライベートを含めて)
【2】その中から、何を、いつまでにするか整理する
向こう3ヶ月くらいでしたいことを出し切ります。あれもしたい、これもしたいがたくさんあると頭がパンパンに…!一度全て出し切ってみるのが◎

池田さんの場合、マインドマップを描くことが多いと言います。

次にそれらを眺めて何をいつまでにするのか、整理をしていきましょう。
マインドマップでいうと、太い枝が縦、細い枝が横になります。視覚的に整理すると、今やるべきことがすぐ分かりスッキリしますよ!
(参考:仕事もプライベートも両方整う!ガントチャートを作ろう)
失敗しないガントチャートのコツ
池田さんいわく、せっかくガントチャートを作っても、最初はスケジュールがパンパンになってしまいやすいそう。
スムーズに進まず落ち込まないように、ガントチャートを作成するときに失敗しないポイントを押さえておきましょう!
【1】「これだけは絶対やる!」をひとつだけ決める
【2】「ヤマ」をずらして、重ならないようにする
一つでもやり切ることを決めておけば、他のことができなくても気持ちは楽になります。
また「ヤマ」、つまりプロジェクトのピークとなる部分を同時にしないことが大切!

たとえば、「資格試験勉強」「PTAの謝恩会」「楽しみにしていた旅行」といった項目がある場合。
・資格試験の場合は、試験1週間前くらいから当日まで
・PTAの謝恩会の場合は、一週間前くらいから当日、その後の片付けなど含め2日くらい
・楽しみにしていた旅行の場合は、旅行当日と、その前の3日間くらいの体調管理
といったように「ここだけははずせないところ」(=ヤマ)が重ならないようにしましょう。
ヤマをずらしていると急な変更にも対応がしやすいです。プロジェクトが遅れることも減り、達成度がアップしますよ!
(参考:したいことがパンパン…つまづかない「ガントチャート」作成のコツ2つ)
「ガントチャート」作り方の実例

実際に皆さんはガントチャートをどのように活用しているのでしょうか?
朝キャリメンバーのしのさんは、先ほど紹介した池田さんの失敗しないポイントを軸に作成しています。
「絶対にこれだけはやること」は、以下の3つ。
- 子どもの中学受験フォロー(学習スケジュール、学校祭、説明会参加)
- 母の終活
- PTA広報撮影

定期的にチャートを見直し、朝キャリのオンラインイベントでも振り返りをして、3項目は順調に進んでいるのだとか!
日々仕事で忙しくてもガントチャートのおかげで、プライベートの優先順位のタスクを完了できていますよ。
(参考:残業続きでもやりたいことができた!「ガントチャート」の作り方)
***
「ガントチャート」作り方のヒントを紹介しました。
やるべきことが盛りだくさんで、頭の中が散らかってしまう…!という方はぜひ作ってみてください。

