おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載は、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマでお届けします。
8月から1,000品目以上の食品が値上げされ、ヨーグルトなどの乳製品、冷凍食品など家計に直結するものが対象となっています。
節約したいけど、できれば手間はかけたくない…そんな方でも無理なく取り組める方法で、食費・日用品の支出を月1万円節約することは可能です。
今回は、節約術に「金額の目安」も添えて、イメージしやすい家計管理術をご紹介します。
【1】週1まとめ買いでムダ防止(約3,000円の節約)
毎日の「ちょこちょこ買い」をやめて、週1回の計画買いに。
特売日を狙って安い食材を購入し、家にあるもので作れるメニューを考えれば、月3,000円ほどの節約ができそうです。

【2】食材は使い切りが基本(約2,000円の節約)
余った食材を腐らせて捨ててしまうのは、もったいないだけでなく大きなロス。
必要以上に買わず、使い切れる分だけを購入することで、月2,000円ほどの節約に繋がります。
【3】日用品は底値リストで管理(約1,000円の節約)
洗剤やトイレットペーパーなどは、底値を把握して特売時にまとめ買いするのがポイント。
通常価格との差額で、月1,000円以上浮かせることができます。ただし、買いすぎには注意しましょう。

【4】「買わない日」を決める(約2,500円の節約)
コンビニのコーヒーやご褒美スイーツなど、小さな誘惑も積み重なると大きな出費になってしまいます。
週に1〜3回「買わない日」をつくるだけで、月に約2,500円の節約が見込めます。
食材はあるものだけで調理することになりますが、試したことのないレシピに挑戦したり、残り食材を上手く活用するゲーム感覚で楽しみましょう。
【5】ざっくり家計簿をつける(約1,500円の節約)
細かい記録が苦手な方も、食費と日用品のレシート合計をメモするだけでOK。
支出が見える化されることで、無意識のムダ遣いが減り、1,500円程度の節約に。

まとめ:月1万円、手間をかけずに節約するコツ
今回ご紹介した5つの工夫を実践すれば、合計で約10,000円の節約が可能です。
浮いた1万円は、貯蓄・自分へのご褒美・スキルアップの資金など、未来の自分のために活用していきましょう。
節約は「我慢」ではなく、ちょっとした仕組みづくりから始まります。ぜひ実践してみてください。

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