おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。
この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!
パン屋激戦区でフランススタイルのパンを食べるならココ!「Hergé Bakery」

普段は都内を中心に日本のパン屋さんを紹介する連載ですが、6月半ば頃、韓国へパン旅に行き実際食べて「どうしても紹介したい!」と感じたパンがあったので、今回は番外編として韓国のパンを紹介しますね。
地下鉄2号線の聖水(ソンス)駅、2番出口を出たら徒歩1分のところにあるHergé Bakery(エルジェベーカリー)。
聖水エリアは東京でいう三軒茶屋のような美味しいパンやカフェが集まる激戦区。かつては靴工場や印刷所が多かったけれど、再開発により小洒落たお店が増えたのだそうです。

平日は朝8時からオープンしていて、1階にパン売り場、2階にはイートインスペースがあるのだそう。
私は旅行の最終日に行ったこともあり2階のイートインスペースには気付かずテイクアウトしてしまったのだけど、次回はそちらで朝ごパンを頂くのもありですね。

置いてあるパンのラインナップは、サワードウやハード系、クロワッサンのようなリッチなパンなどフランススタイルのものが多い印象です。
見た目も味もインパクト大!Dirty Choco(ダーティーチョコ)

こちらで購入したのは、Dirty Choco(ダーティーチョコ)。
味わいはきっとパン・オ・ショコラに似ているのかなと思いつつ、見た目のインパクトに惹かれ思わず購入。実際に食べてみると、上部がチョコレートでコーティングされており、食感が面白い。クラム(内側)は、めちゃくちゃエアリー。擬音で表現するなら、さくっしゅわっ!

芳醇なバターの香りにチョコレートの甘味で甘ったるくなりすぎてしまうところに、上にカカオがかかることで少しだけほろ苦さも加わり、食感の軽さもあいまりペロリと食べれてしまうから不思議。
Soft Jambon Beurre(ソフトジャンボンブール)

Soft Jambon Beurre(ソフトジャンボンブール)は、本当はバゲット生地の方が人気のようなのですが、朝の時点ではソフトしか販売しておらず。ただ、ジャンボンブール自体を食べてみたかったのでソフトタイプを購入してみました。

バゲットより柔らかく、食べやすいソフトな生地に、バター、ハムがサンドされています。
クラスト(外側)はガリっとした口あたり、クラム(内側)はしっとり柔らかく、クセがなく旨味だけを感じるハムに黒胡椒の辛味が良いアクセント。容器に入っているので保存しやすく、朝に半分食べて、残りは空港で搭乗前に頂きました。
Fig Campagne(フィグカンパーニュ)

人気があるという、Fig Campagne(フィグカンパーニュ)。クラスト(外側)はカリカリ食感で、丸ごとのイチジクが何個も練りこまれていてクラム(内側)はしっとり瑞々しさも感じます。結構大きいですが(ハーフサイズなどはありませんでした)希望をすれば、スライスもしてくれるそうです。

私はパン切りナイフを渡韓時に持参していたので問題ありませんでしたが、滞在中の食事として食べるのであればスライスしてもらう方が良さそうですね。
Hergé Bakery(エルジェベーカリー)
住所:277‑56 Seongsu 2‑ga 3‑dong, Seongdong‑gu, Seoul, South Korea
電話番号:+82 507‑1485‑7021
営業時間:平日(月~金): 8:00 – 19:00
土日祝: 10:00 – 19:00
Instagram:@herge.shop
※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日、商品詳細等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。

