おはようございます! ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回おこなうのは、目覚めてすぐベッドの上で気持ち良さを感じられるマッサージ。
マッサージをする体の部位は、ふくらはぎです。
みなさん、前日の脚の疲れが朝になっても残っている―なんて経験はありませんか?
脚の疲れの一因は、ふくらはぎにある下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)の酷使。
下腿三頭筋は、足首を伸ばす時やひざを曲げる時に使われる筋肉で、歩く時はもちろん、デスクワークや立ち仕事の最中も地面を踏ん張って体を支えているため、使用頻度が高く、疲れがたまりやすいんです。
またハイヒールをよく履く人の場合、かかとが高く持ち上がった姿勢が長く続いてふくらはぎの筋肉に負担がかかり、カチコチに硬くなってしまうこともあります。
朝からふくらはぎの疲れやだるさ、重さを感じる時はベッドの上で仰向けになり、次のマッサージを試してみてください。
簡単すぎる!脚の疲れやだる重さに効く「ふくらはぎ」のマッサージ
1)仰向けになり、ひざを立てる。
→脚幅はこぶし1個分ほど開き、ひざの下にかかとがくるように姿勢をセット。
腰が床から浮きやすい場合、下に丸めたバスタオルやブランケットを置いてもOKです。
2)右ふくらはぎを左ひざに乗せる。
→右脚を床から持ち上げたら、ふくらはぎを左ひざの上に乗せましょう。
右脚の自然な重さを使い、ふくらはぎを上から押し当てながら少しずつ場所をズラして刺激します。
3)右脚を前後に動かす。
→右ふくらはぎを左ひざに軽く押し当てたまま、右脚を前後に押し引きしてマッサージをします。右脚をやや外側・内側に倒してみても◎
反対側もおこないましょう。
ポイント
回数や時間に決まりはありませんが、同じところを集中してマッサージしないように気を付けてくださいね。
それでは今日も、良い1日を!

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