「お肌は内臓の鏡」という言葉をご存じですか?
美しいお肌を育てるには、外側からのケアだけでなく、内側の健康を整えることが欠かせません。
なかでも、肝ぞうと胆のうの働きは、美肌づくりに深く関わっています。
今回は、おなかのナチュラルケアがもたらす美肌効果と、今日からできる具体的な方法をご紹介します!
肌の透明感を引き出す「おなかナチュラルケア」のすすめ
肝ぞうの役割と肌への影響
肝ぞうは、体内の老廃物や有害物質を無毒化して排出する「デトックス工場」です。この働きが滞ると、血液中に老廃物がたまり、肌荒れやくすみ、ニキビ、乾燥などの肌トラブルを引き起こします。
さらに、肝ぞうが作る「グルタチオン」という物質には、メラニンの生成を抑える役割があり、肝ぞうが弱るとシミやくすみも増えやすくなります。
血行不良による顔色の悪さも、肝機能低下のサインかもしれません。
胆のうの健康と美肌の関係
胆のうは、肝ぞうで作られた「胆汁」を蓄え、脂肪の消化を助ける臓器です。胆のうの働きが鈍ると、脂肪の消化がスムーズにいかず、腸内環境が乱れがちに。その結果、便秘や吹き出物、肌荒れなど、さまざまな不調が肌に現れてしまいます。
美しい肌を育むには、肝ぞうだけでなく、胆のうの健康にも目を向けることが大切です。
美肌を育む肝胆ケア・実践ポイント
【1】食生活を整える
- 栄養バランス:炭水化物・タンパク質・脂質をバランスよく。糖質や炭水化物は控えめに。
- 肝ぞうに優しい食材:タウリン(魚介類)、オルニチン(シジミ、枝豆)、クルクミン(ウコン)、β―カロテン(モロヘイヤ、シソ、ニンジン、トマトなどの緑黄色野菜に多い)などを意識的に取り入れて。
- 胆のうをいたわる:揚げ物やスナック類など脂っこい食事を控え、食物繊維豊富な野菜や果物を積極的に。
【2】生活習慣を見直す
- 睡眠の質アップ:肝ぞうは睡眠中に修復されます。一日7~9時間睡眠を推奨、十分な睡眠を心がけて。
- 適度な運動:ウォーキングや軽めのジョギングでおなか回りの血流改善をサポート。
- ストレスケア:ストレスは肝胆機能をダウンさせます。リラックスタイムを大切に。
【3】プラスのケア
- ハーブティーの活用:ルイボスティー、ミルクシスルティー、ペパーミントティーは肝胆サポートにおすすめ。
- 定期的なおなかのチェック:おなかのハンズケアでは、肝ぞうや胆のうのズレや固さを丁寧にチェックして、おなかをナチュラルケアします。早めに気づくことが美肌キープの秘訣です。
まとめ:内側から輝く美肌へ
美肌を育むためには、スキンケア以上に「体の内側のケア」が重要です。特に、解毒と代謝を担う肝ぞう、消化を助ける胆のうの健康を保つことが、美しい肌への近道。
日々の食事や生活習慣を少しずつ見直し、肝胆ケアを意識するだけで、肌の透明感やハリに変化が現れるでしょう。内側から輝く、自信に満ちた美肌を一緒に目指していきましょう!
【2分でできる】おなかのハンズケア動画
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【肌荒れが気になる】
【胆のうをケアしたい】
次回は、「美肌もメンタルも変わる!朝から始める<腸年齢チェック>」をご紹介します。お楽しみに!