おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:新マナーが話題。結婚式のご祝儀に新一万円札は使わない?
今年7月3日に新紙幣が発行され、まもなく4か月となります。みなさんは、もう新紙幣を手にされましたか?
新一万円札の顔となったのは、渋沢栄一。実は、女性好きで有名だったそうです。
そのため、『渋沢栄一が顔となった紙幣は不貞を連想させるため、結婚式のご祝儀にはそぐわない』『結婚式のお祝いには、旧紙幣(福沢諭吉)を使うのがよい』という、新しいマナーが話題となっています。
この一方で、LINEでできる式場探し「トキハナ」のアンケートによると、約7割の人は新一万円札をご祝儀に使うのはマナー違反とは思わないと回答したとのことです。
(参照:株式会社トキハナによるインターネットリサーチ / 【続・ご祝儀問題】「渋沢栄一の一万円札、ご祝儀には不適切説」どう思う!?緊急アンケートを実施!)
新しいマナー…あなたはどう思う?
さて、この話題、皆さんはどう思うでしょうか?
「言われてみれば、そうかもしれない」「そう言われると気になる」「気にしすぎ」「そんなこと言い出したらきりがない」…。
いろいろな考えがあると思います。
「マナー」とせずに、縁起を担ぐ、という意味では、この考え方もありかもしれませんね。なお、結婚式場としては、【新紙幣(渋沢栄一)を使うことはマナー違反にあたらない】としているようです。
上と下、表と裏…お金を包む時ってどうしてる?「お札の向き」のマナー
ご祝儀やご香典、お相手への心遣いとしてお金を包む場面は頻繁にはありませんが、いざというときに、「アレ?」とならないよう、今回はお札の向きについて、一緒に確認しましょう!
マナーの意味を改めて考えてみよう
マナーに限らず、新しいものやコトが登場すると、それに対していろんな捉え方や考え方が出てきます。
今、「マナー」と言われているものも、「これが一番無駄なく、相手に心遣いを伝えられる方法だ」と、先人が長い月日をかけて完成させてきたものです。
今回の話題については、新一万円札が主流になったらなくなる話だとは思いますが…。
良いか悪いかだけで判断するのではなく、「こんな考え方もあるんだな」と自分と違う捉え方を知り、どうしたら全員ではなくても、一人でも多くの人が温かい気持ちになるかを柔軟に考え、判断や行動ができるといいですね。
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!