朝を楽しむ「朝時間アンバサダー」のみなさんに、朝時間にまつわるお話を届けていただく連載です!
おはようございます!朝時間アンバサダーの美帆子(@miho333)です。
いつも連載「朝が楽しみになる♪関東のおいしいモーニング記録」では、おすすめの朝カフェをご紹介していますが、今回はとっておきの朝習慣について書いていきたいと思います。
私のとっておきの朝習慣「モーニングページ」
「モーニングページ」とは、朝、思いついたことを、思いついたままに、ノートに書き連ねることを指します。
「モーニングページ」と検索すると、「毎朝3ページ、思いついたことを書くこと」と紹介されていることが多いのですが、個人的にはページ数は自由で良いと思っています。
書きたい日は沢山書いていいし、書けない日は1ページでも良い。それくらい自由でいいのではないかな、と思います。実際、私は多い日は10ページ、少ない日は1ページなんてことも。
ノルマを設けると苦しくなってしまうし、書きたいことが溢れてくる日は書く内容が制限されてしまう。そうならないよう、私はページ数は考えずに書いています。
また、ノートの種類やサイズ、ペンもお好みで問題なし。私は特にこだわりなく、見た目が可愛いという理由で選んだノートと、スルスル書きやすいボールペンを使っています。
ポイントは、「手書き」と「制限を設けないこと」。
手書きは面倒くさいから、スマホでもいいんじゃない?と思う方もいらっしゃると思います。確かにスマホだと効率よく書き込むことができますよね。
ですが、おすすめは手書き。なぜなら、手書きだとその時々のコンディションも確認することができるからです。筆跡を見ると、この時イライラしてたな、とか、この日は余裕があったな、とか、一目瞭然です。
そして、制限を設けないことも大切です。「こんなこと書いたら、人としてダメ」「こんな言葉を使ったら嫌われそう」など、一切考えずに書きましょう。
誰かに見せるものではないからこそ、誰にも配慮しなくていいんです。
注意点としては、必ず1人になれる空間で書くこと。カフェやオフィス、電車など、第三者の目がある場所で書こうとすると心が無意識に制限を設けてしまいます。
また、文字のみに捉われる必要もありません。記号でもいい、イラストでも、線でもいい。たとえば私は、サイズの異なる大量の渦巻きを2ページに渡って書いていた日もあります(笑)。
でも、これでいい。これがいいんです。
後日談ですが、その渦巻きだけ書いていた日は仕事でいっぱいいっぱいになっていて、心が無になっていた時でした。もう、言葉を紡ぐ気力が一切なく、そのようなアウトプットになっていたのだろうな、と今になって思います。
こういった心の機微に気付けるようになったのも、「モーニングページ」のおかげだなと思っています。
私が感じた「モーニングページ」のメリット3つ
「モーニングページ」を初めて気づいたメリットは、大きく分けて3つ。
【1】自分の中に溜め込んだ想いに気付くことができる
眠りから覚めた起き抜けは潜在意識と繋がりやすく、より深く自分と向き合うことのできる時間。そんな時間帯にノートに向かって思いを書き出すと、自分でもなかなか気づけずにいた想いに気付くことが多々あります。
【2】頭がスッキリする
普段、私は思ったことをなかなかアウトプットできず、頭の中でグルグルと考え続けてしまうタイプ。「モーニングページ」を始めてから、そのようなモヤモヤを吐き出せるようになり、脳内を断捨離したかのようなスッキリ感を味わうことができました。
【3】自己肯定感が高まった
私は自責思考が強い人間なのですが、「モーニングページ」に制限なく自分の想いを書き出すようになってからというもの、完璧じゃない自分も許可してあげたい、と思うようになってきました。「モーニングページ」を読み返していると、時々毒づく自分も、些細なことで落ち込む自分も人間らしくて良いのではないか、と思えるようになってきたのです。まだまだ自責思考に陥ってしまうことはあるものの、その傾向は明らかに減っていて、「モーニングページ」を始める以前とは変化してきています。
その時々の自分に合わせ、心地良い朝習慣を
7年前のコラム(「朝すぐ日記」でポジティブに!私のとっておき朝習慣2つ)で、私は「朝日記」を紹介しています。
当時書いていた「朝日記」には、「今日はこんな日になったらいいな♪」という願望や夢などを思いつくままに書いていました。
実はこの習慣はつい先日まで続けていて、その習慣が現在「モーニングページ」へ置き換わっています。両方書くのもありかな?と思っていたのですが、今の自分には「モーニングページ」が合っているな、と感じたので、こちらのみ継続することにしました。
またしばらくしたら、「朝日記」習慣に戻るかもしれないし、あるいは「モーニングページ」と平行して続けるかもしれない。それどころか、全く違う習慣に置き換わっているかもしれません。
こんな風に書くと、「なんて三日坊主な…」と思われるかもしれませんが、それでいい!と思っています。
なぜなら、人は1日1日、生まれ変わるもの。その時々の環境やライフスタイルによって考えが変わるのは当然だからです。だからこそ、「こうあるべき!」という考え方は取っ払って、今の自分が心地良いと思うことを選択していきたいな、と思っています。
こうやって考え方が柔軟になってきたのも、「モーニングページ」のおかげ。是非、皆様の朝にも取り入れていただきたい、おすすめの習慣です。
【プロフィール】美帆子さん/会社員/ライター
都内のIT企業に勤めながら、ライターとして活動しています。数年前に、池田千恵さんの著書『朝4時起きで、すべてがうまく回りだす!』と出会い、朝活を開始。朝活をきっかけに、夢が次々と叶い出しました。「朝時間を丁寧に過ごすと、その日1日がより豊かなものになる」ということを、多くの方に広めていきたいです。
■Instagram:@miho333
■blog:https://ameblo.jp/cheerful32/
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