「気がつくとまた部屋が散らかっている」「片付けに時間がかかる」と感じることはありませんか?
もしかすると「ゴミ箱」の使い方を変えると、日々の片付けの負担が軽くなるかもしれません。
今日は、片付けのプロに教えてもらう!片付けをラクにするゴミ箱の使い方についてご紹介します。
ゴミ箱の必要個数を決めよう
住まいコーディネーターのゆりんごさんによると、ゴミ箱が適切な場所にないと、つい「あとで捨てよう」と先送りにしてしまうことがあるのだそう。片付けやすい部屋にするためには、ゴミが溜まる前に都度捨てられる環境を作るのがおすすめとのことです。
しかし、部屋のあらゆる場所にゴミ箱を設置したらいいわけではありません!
ゴミ箱の数が増えると、まとめるときに毎回時間がかかってしまうため、家の中でゴミが出やす場所をピックアップし、その動線上に配置するようにしましょう。
そのとき必要な個数も検討しながら置けるとベスト。一個増やしたり、減らしたりしながら配置する個数を固定しておくと家族にも周知しやすいですし、まとめやすくなりますよ。
ゴミ箱の数が減るとゴミ箱自体の掃除もラクになりますし、ニオイやコバエの発生も抑えられます。
結果的にキレイな部屋作りにつながると思うので、まずはゴミ箱の個数や配置場所を振り返ってみてください。
(参考:変えるだけで片づきやすくなる!?理想的な「ゴミ箱」の使い方)
ゴミ箱の数を減らすときのマインド
ゴミ箱の数を減らそうと思いつつも、なかなか減らすことができない方は、整理収納アドバイザーのサチさんの考え方を参考にしてみて!
サチさんのお宅では、以前リビングダイニングのゴミ箱を処分されました。決して邪魔ではなかったそうですが、溜まったゴミを回数する手間を減らしたく実践したと言います。
今まであったものを減らすと決めても、やはり不安が募るもの。例えばサチさんの場合は、
「もしまた必要になったらどうしよう」
「このゴミ箱は高かったから」
「手放して後悔しないか」
などの気持ちが芽生えたそう。そんなときは「代替案を確保しておく」「また同じものを購入するのか?と自問自答する」「処分した後のメリットを明確にする」などを考えると、手放しやすくなるそうですよ。
「キッチンにゴミ箱がもう一個ある」「もう一度は購入しない」「処分すると回収作業が減り、床掃除もしやすくなる」などの答えを自分の中で作れておくと、処分に迷ったときもスムーズに行動できます。
(参考:片づけのプロが伝授!「ものの処分に迷うとき」の向き合い方)
玄関にゴミ箱を設置するメリット
ゴミ箱はさまざまな場所に設置できますが、ゆりんごさんがおすすめしているのが「玄関」への設置です。
玄関にゴミ箱を置くと、テーブルの上に置きっぱなしになりやすいチラシやDMをすぐ捨てられます。不要な紙類を家の中に持ち込まなくなるので、リビングをキレイに保ちやすくなります。
他にも外出中に出たティッシュやお菓子の袋なども、帰宅後にすぐ捨てられますよ。
ちなみに、ゴミ箱を置くと玄関が狭くなってしまう方は、ファイルボックスを使用するとコンパクトに設置できますよ!
玄関は何かとゴミが出やすいエリアなので、すぐに手放せられるように配置しておくのがおすすめです。
(参考:なんだかうまくいかない時に!とりあえず「玄関を片づける」作戦のすすめ)
***
ゴミ箱の使い方について紹介しました。個数や置く場所を変えるだけで、散らかりにくく、片付けもしやすくなりますよ。