おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
この連載では、野菜不足が解消できる朝ごはんや、手軽に楽しめるブランチメニューをご紹介します。
さて、愛媛では岩牡蠣が旬を迎えています。岩牡蠣は、4月下旬から6月下旬までが出荷の季節です。
先日、岩牡蠣を養殖している友人と一緒に「岩牡蠣をおなかいっぱい食べる料理教室」という何とも贅沢な講座を開催しました。牡蠣フライや土手鍋や生牡蠣が食べ方として一般的だと思いますが、もう6回以上毎年開催しているので、同じメニューは作らないようにしています。
今年は、炭焼き岩牡蠣、岩牡蠣の天ぷら、岩牡蠣カポナータ、岩牡蠣ビシソワーズ、岩牡蠣のカキオコの5品を作りました。
その中から今回は、岩牡蠣カポナータと岩牡蠣のカキオコの作り方をご紹介します。お休みの日のブランチにぜひ、作ってみてくださいね。
( 岩牡蠣ビシソワーズの作り方はこちら >> https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12852743183.html )
初夏のブランチにぴったり!「岩牡蠣のカポナータ」
岩牡蠣カポナータは壱峻島という島自体がパワースポットと言われるところに旅した時に、サザエのカポナータが夕食に出てきました。
これがとてもおいしくて、岩牡蠣にも応用できるかなと思って作ってみたらとてもうまくできたので、メニューに取り入れました。
岩牡蠣の下処理
岩牡蠣は殻から出したら、必ず塩水で洗い殻の残骸が残っていないか確かめましょう。キッチンペーパーで水けを拭けば下処理はOKです!
(岩牡蠣のカポナータ)
材料(4人分)
- 岩牡蠣 4個
- なす 200g
- 玉ねぎ 200g
- グリーンピース 30g
- ニンニク 1片
- ローズマリー 1枝
- トマトソース(※) 200ml
- 塩 小さじ1/4
- こしょう 少々
- 小麦粉 大さじ1
- オリーブオイル 大さじ2
作り方
※トマトソースの作り方:完熟トマト300gをミキサーにかけ、鍋に入れ塩一つまみを入れ、2/3になるまで煮込む。(このソースの代わりに、トマト缶やトマトの角切りを使ってもOKです)
1) なすは縦に半分に切り、1cm幅に切る。玉ねぎは千切り。ニンニクはみじん切りにする。
2) フライパンにオリーブオイルを大さじ1を入れて中火で加熱し、下処理をした岩牡蠣に軽く小麦粉を振って、両面焼き色を付け一旦取り出し、半分に切っておく。なすも横で焼いて一旦取り出す。
3) フライパンにオリーブオイル大さじ1とニンニクと玉ねぎ、塩を加え、2分しんなりするまで炒める。グリーンピースを入れ炒め、トマトソースとローズマリーを加え蓋をして弱火で10分煮る。なすを戻し入れて混ぜ、味を見て塩・こしょうを足す。
4) 器に盛り付け、半分に切った岩牡蠣の上にのせて混ぜる。
岩牡蠣を一緒に煮込んでもOKですが、ぷりっとした食感を楽しみたいときは別に焼いておくと火が入り過ぎず、おいしく仕上がります。
おいしすぎるお好み焼き!「岩牡蠣のカキオコ」
次は岩牡蠣のカキオコ、お好み焼きです。岩牡蠣は手のひらサイズと大きいので、こちらも混ぜずに別に焼いて載せて食べます。
いつものお好み焼きに、焼いた岩牡蠣をのせるだけで豪華なカキオコに仕上がりますよ。悶絶のおいしさです!
材料(1枚分)
- 岩牡蠣 4個
- キャベツ 120g
- 揚げ玉 大さじ2
- 紅ショウガ 小さじ1
- 青のり 適量
- かつおぶし 適量
- お好みソース 適量
- 生地(薄力粉70g 卵1個 だし汁100ml)
作り方
1) 生地を混ぜておく。(前日に混ぜて冷蔵庫で1晩置いてもOK。作りたてよりも、もっちりします)
2) キャベツを千切りにして、生地と混ぜる。
3) ホットプレートを230℃に温めて油を広げ、キャベツを掴んで丸くのせる。天かすをのせ3分焼き、生地を返して蓋をして3分焼く。
4) 下処理した牡蠣の水気をキッチンペーパーでふきとる。ホットプレートの隙間で、隣で牡蠣を片面焼き色がつくまで焼く。
5) お好み焼きを4等分に切り、皿にのせて、上に岩牡蠣をのせる。お好みソースをかけ、かつおぶしと青のりをかける。
※だし汁の代わりに、水とかつお粉でもOKです。
ぜひお試しくださいね。
次回は、熱中症予防に毎朝食べたい「梅干し」を、ジップ付き袋で失敗せずに作る方法をご紹介します。
☆この公式ブログは<毎週土曜日>に更新します。次回もお楽しみに!