朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、台所を整えたくなる本。
朝読書にぴったりの日々の暮らしに根ざした本をセレクトしました。台所にまつわる小さな工夫が詰まった2冊です。春の兆しを感じつつ台所の物語を触れる時間をぜひどうぞ。
『ラクする台所』
著者:一田憲子
出版社:マイナビ出版
台所は日々のごはんをつくる大切な場所。だからこそ少しでも使い勝手よく、居心地のよい空間にしたくなりますよね。
本書では、暮らし上手な人たちを取材してきた著者が、ラクする台所づくりを実践している8人の方たちの物語を紹介。日々の台所の使い方や定番料理、調理器具や調味料の置き方、献立の立て方、ごはんづくりの小さな工夫など、台所しごとにまつわるあれこれを教えてもらいます。
台所のエピソードや写真からは、台所の時間を大切に思う気持ちがあふれます。毎日、台所に立ちながら工夫を重ねていくうちに、幸せな台所が自然と生まれていく。そんな味わいのある台所の物語が詰まった一冊をどうぞ。
『97歳 料理家 タミ先生の台所おさらい帖』
著者:桧山タミ
出版社:文藝春秋
料理塾で家庭料理を教えてきた97歳の料理家・タミ先生が、長年にわたって使い続けてきた台所道具を紹介。台所術と暮らしの知恵が詰まった一冊です。
愛用の台所道具は「わたしを育んでくれたもの」。料理研究家の江上トミ先生からいただいた銅のソテーパンは、著者の人生のお守りとなりました。玉子焼き器は使い続けて70年、昭和のオーブンは今も現役です。戦後すぐに福岡の市場で手に入れた竹ざるも、修繕しながらずっと使い続けてきたそうです。
なかでも四角い土鍋で作る「朝鍋」がとても美味しそう。おいしくて栄養いっぱい、しかも手間がかからない料理は朝食にぴったりですよね。「朝食は鍋が一番いいんじゃないかしら」タミ先生のこんなひと言にも暮らしを楽しむアイデアがあふれています。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
*『ラクする台所』
*『97歳 料理家 タミ先生の台所おさらい帖』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/topics/cafebonbon/
朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』はこちら>>