12月29日:今日は「福の日」
「福の日」は、お正月本来の意味を知ることで、福を招いてもらうことを目的とした記念日だそうです。
さて、「福を招く」と聞くと、お正月の初詣が思い浮かびませんか?。仕事運、金運、恋愛運、健康運…など、幸せな一年になるよう、清らかな心でおまいりしたいもの。
そこで今日は、金運がアップするらしいと噂!?の、都内にある神社・お寺について調べてみました。
【東京・中央区】小網神社
東京メトロ日比谷線・人形町駅から徒歩5分ほどで到着する「小網神社」。
強運厄除の神・東京銭洗い弁天の杜として知られている、都内でも大人気の神社です。(私も一度は参拝したく…!来年には行きたいなと思っています)
公式ホームページによると、小網神社の歴史には奇跡的な出来事があるようです。
第二次世界大戦の際、戦地へ赴くことになった氏子の出征兵士に対し行った出征奉告祭に参列し、当神社の御守を受けた兵士が全員生還されました。 また、昭和20年3月10日、東京下町地区に未曾有の災害をもたらした東京大空襲の際は、社殿を含む境内建物は奇跡的に戦災を免れています。
(引用:公式ホームページ内「強運厄除の神さま」より)
境内にある「銭洗いの井」で金銭を清めて、財布などに入れておくと財運がアップするのだそう。神社自体はこじんまりとしていますが、連日行列を作ることも多いそうです。
なお、1月15日までは特に参拝客が多くなると言います。訪問する時間帯や曜日などを工夫して参拝しましょう。
【東京・世田谷区】豪徳寺
東急世田谷線・宮の坂駅から徒歩5分ほどの場所にある「豪徳寺」。
彦根藩主・井伊家の菩提寺で、井伊家ゆかりの文化財が数多く所蔵されていることで有名な神社です。
豪徳寺は「招き猫」の発祥の地と言われており、ずらりと祀られているのが特徴の一つ。公式ホームページによると井伊直孝のある経験がきっかけとなっていたようです。
ある日、この地を通りかかった鷹狩り帰りの殿様が、お寺の門前にいた猫に手招きされ、立ち寄ることに。
寺で過ごしていると、突然雷が鳴り雨が降りはじめました。
雷雨を避けられた上に、和尚との話も楽しめた殿様は、その幸運にいたく感動したそうです。
それが彦根藩主の井伊直孝でした。
豪德寺は、直孝に支援され、寛永10年(1633年)に再興しました。
(引用:公式ホームページ内「豪徳寺と招福猫児」より)
その後、福を招いた猫は「招福猫児(まねきねこ)」と呼ばれるようになったのだとか。お祀りする招福殿が建てられ、商売繁盛、開運などを求めて、多くの参拝客で賑わっているそうです。
さて、2023年のコラムは本日で最後となります。次回は1月1日に公開予定です。2024年もどうぞよろしくお願いします。
みなさん良いお年をお過ごしくださいね!
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「福の日」とは?
お正月の食卓には欠かせないおせち料理。その中に使われるさまざまな水産練り製品などを製造・販売をする株式会社紀文食品が制定。正月行事本来の意味、謂われを知ることで福を招いてもらうのが目的。日付は、お正月前ということで12月、29で「ふく」と読む語呂合わから。この日には買い物や大掃除をして正月に備えようと提案している。