おはようございます! 整理収納アドバイザーのサチです。
この連載では、1日を快適に過ごすための片づけ術やヒントをお届けしています。
みなさん、年末の大掃除と片づけはすすんでいますか?忙しい時期にやること満載だとうんざりしますよね。
そんな時期だからこそ、大掃除とセットでさくっと片づけられる場所を整理していくのがおすすめ!
今回はその場所の片づけポイントについて早速紹介していきますね。
年末に向けて見直したい場所は
大掃除とセットで片づけていきたい場所は、ずばり、冷凍庫です!
年末年始が何かと食材が増え、冷凍庫がパンパンになりますよね。帰省や集まりで食材をたくさん保持しておきたい場所でもあります。
年末年始はフル活動がマストな冷凍庫内だからこそ、今のうちに掃除と一緒にけりを付けちゃいましょう。
冷凍庫内の整理手順について画像とともに紹介します。
【1】全出ししながら掃除
それでは早速、冷凍庫内の食品を全部出していきましょう。まずはどんなものがどれだけ入っているのか把握することが大事です。
冷凍庫内の食材を全部出した後は掃除のチャンス!食材が入ったままの掃除より、各段にスムーズにすすみます。
庫内を拭いてアルコール消毒したら、全部出した食材の中に不要なものがないか点検してきましょう!
【2】食材の点検
こちらの冷凍庫は、私が実際に整理収納サポートで訪問したお客様宅の冷凍庫内の様子です。
<before>
中の食材を全部出して、私が庫内を拭いている間、お客様が食材をひとつずつチェックしていきました。
処分するかどうかのポイントは下記の通り。
- あきらかに傷んでいる食材
- いつ買ってきたかわからない食材
- 冷凍やけして風味が落ちている食材
- 買いすぎて消費が追い付きそうにない食材
冷凍庫内のスペース、年末年始の消費具合を考慮しつつ食材の整理をすすめてくださいね。
【3】消費しやすい収納へ
続いて、仕分けした食品を出し入れしやすい収納にしていきます。
<after>
深さのあるケースを追加して、仕分けた食材をグループごとに立てて収納したことにより食材が見渡しやすくなりました。
各グループに見出しをつけるとこんな感じです。
- 残少コーナー
→残りわずかな冷凍食材をまとめ、調理時はここから優先的に使うルールを設定。確実に使い切ります。 - 冷凍野菜
→肉類と分けることで発見しやすくなります。 - 保冷剤
→冷凍庫内に点在していた保冷剤は、ケースにまとめて奥へ移動させることで、他の食材の邪魔にならないように。 - 半調理品
→温めるだけの冷凍食品、炒めるだけの冷凍食品などは独立させて、時間がないときにすぐに手が届くような収納へ。 - 肉類
→肉類は冷凍庫用スタンドを活用して立てて収納。ここがすかすかになってきたときが買い物のサインです。
まとめ
今回は冷凍庫内を【出す→掃除する→仕分ける→収納】の4ステップをたどって、10分で掃除と片づけを同時に終わらせられました。
忙しい時期でもたった10分ならできそう!と思えるのではないでしょうか?
年末年始は食材の出入りが激しくなります。きれいになった使いやすい冷凍庫を武器に、年末年始はゆっくりすごしましょう!
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☆この連載は【隔週金曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!