おはようございます。朝美人アンバサダーで、ダイエットインストラクターの岩瀬結暉です。
寒い時期、おいしくてヘルシーで、野菜がたくさんとれる「鍋料理」は、ダイエットに効果的なメニューと思いがち。
けれど、鍋に入れる具材や調味料によっては、逆に太りやすくなってしまうこともあります。
当たり前ですが、油脂や濃いタレを多く使用する鍋はカロリーが高くなるからです。
今回の記事では、太りやすい鍋と痩せやすい鍋の違いについて解説します。
ダイエットするなら知っておきたい「太る鍋」「痩せる鍋」の違い
痩せやすい鍋の材料とスープ
鍋の材料でヘルシーなのは、 白菜、キャベツ、ほうれん草、春菊、ネギ、しいたけ、きのこ、もやしなどの野菜類。
また、タンパク質食品なら、豆腐や鶏むね肉、鶏団子、魚など低脂肪のものです。
スープは、昆布やかつおぶしから取ったものに、醤油・味噌・酒・生姜・豆乳などで風味をつけたものがヘルシー。また、塩味を控えめにすると、食べ過ぎや飲み過ぎを防げます。
水炊きなどでつけダレを使うなら、ポン酢が太りにくいといえます。
太りやすい鍋の材料とスープ
太りやすい材料は、タンパク質食品の中でも脂身の多いもの。例えば、霜降り肉、ウィンナーやベーコンなどです。
これら高カロリーの食材が多め、かつ、野菜が少なめの鍋は太りやすいといえます。
また、ご存じの通り、〆の米や麺類などは糖質が多いので食べる量に気をつけたい素材の1つです。ちなみに、冬に人気のおでんにもよく使われる「練り物」も、糖質が多め。太りやすい材料といえます。
そして、濃い味のだしを使ったスープやクリーミーなスープ、すき焼きのような砂糖をたくさん使ったもの、脂の多いとんこつなどコクのあるスープはカロリーが高くなりがち。タレなら、気をつけたいのはゴマだれです。
組み合わせ次第でヘルシーに
カレー鍋やスンドゥブなどは味が濃いので、ついつい食べ過ぎてしまいがちなので、食べ過ぎないよう注意したいもの。
一方で、カレーの香辛料や唐辛子の成分にはダイエット効果が期待できるともいえます。
つまり、カレー鍋やスンドゥブでも、野菜中心で低脂肪の具材を選び、〆の米や麺を無しにするなら「痩せる鍋」になるかもしれません。
また、例え醤油ベースでも、すき焼きのように砂糖を多く使用したスープに霜降りのお肉、〆に雑炊やうどんを食べるなら、「太りやすい鍋」になります。
スープや具材の組み合わせ次第で、ヘルシーにも太りやすくもなってしまう鍋。
上手に選んで、おいしくヘルシーな冬のごちそうを楽しみましょう。
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☆この連載は【隔週火曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!