おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。
さて、毎日の外出時には、何かしらのバッグを持って出かけることがほとんどだと思います。
用事が終わって帰宅したあと、そのバッグはどこにしまっていますか?玄関からリビングなどお部屋に直行して、そのまま置きっぱなしになっていたりしませんか…?
家族のバッグがあちこちに出しっぱなしになっていて、見かけるたびにモヤモヤしている、という方も多いかもしれませんね。
今日は、普段の外出に使う「バッグ」の収納のコツをご紹介します。
【1】帰宅動線上に「バッグの収納場所」を作ろう!
まずは、「帰宅動線上にバッグの収納場所を作ること」をおすすめします。
たったこれだけですが、置きっぱなし・出しっぱなしがほぼなくなります!我が家の年少の息子でさえ、帰宅動線上に収納フックを設置したら、サクッと収納してくれるようになりました。
【2】アクション数は少なく、手間のない収納方法で
実は、年長の娘用には、同じ収納エリアを子ども部屋のクローゼット内に作っていました。
しかし
(1)子ども部屋のドアを開ける
(2)クローゼットの扉を開ける
(3)バッグをひっかける
という3アクションが必要になるからか、その収納フックはあまり使われず…向かって右手前の椅子の上に置きっぱなしになっていました。
バッグの収納に、3つものアクションが必要なんて、大人でも面倒だなと感じてしまいますよね。
そこで、年少の息子と同じ、子ども部屋の入口あたり、リビングへ行く動線上に、娘用の収納フックを設置しなおしました。
子ども部屋へ一歩入って、サクッとひっかけるだけになったので、置きっぱなしがなくなりました。
これは、いかに、帰宅動線上につくることが大切かを思い知らされた出来事でした。
また、アクション数が多いと面倒が先に立って、習慣化することが難しいということも、このときによく分かりました。
子供用でも大人用でも、動線に加え、「収納するためのアクションをできるだけ少なくする」ことも、置きっぱなしを防ぐ方法だと思います。
【結論】誰でもカンタン!バッグの収納術3つ
私がおすすめしたいバッグの収納方法は、次の3つです。
- 【1】置くだけ
- 【2】ひっかけるだけ
- 【3】収納ボックスに入れるだけ
【1】置くだけ
毎日使うようなバッグは、置くだけの定位置管理が効率的です。
キッチン台の背面に収納してあるのは、わたしの普段深いのバッグ。この収納場所はキッチンの奥にあり、普段の動線上ではないので、出しっぱなしになりがちなのですが、「置くだけの収納」にして滞在時間一秒で収納できる仕組みにすることで、置きっぱなしを防げています。
置くだけなら、しょっちゅう通るわけではない収納場所であっても、面倒に感じることが少ないですよ。
【2】ひっかけるだけ
とはいえ、やはり動線が悪いと、出しっぱなしが増えてしまうもの。そこで、家族のバッグは動線上+アクション数が少ない収納を意識するのがおすすめです。
子どもたちの幼稚園のリュックは、リビング入口にひっかけるだけ。カラーボックスに後付けしたアイテムです。
主人の2軍のバッグは、ひっかけるだけ。
奥のバッグを取り出す際、手間のバッグを取り出す手間がありますが、使用頻度の高いバッグが必然的に手前に来るので、さほど手間には感じません。
また、片づけるときはひっかけるだけなので、出しっぱなしになってしまいがちな方には最適な収納方法です。(ただし、導線上に置くのがポイントです)
主人の3軍のバッグ類は、クローゼットにひっかけるだけ。長さの違うフックを交互にして、収納スペースを有効活用していますよ。
【3】収納ボックスに入れるだけ
普段使いしない(めったに使わない)バッグは、一カ所にまとめて収納しておくと、全量を把握できて便利ですよ。
あっちこっちに収納してあると、モノの把握ができず、よく似たデザインのバッグを買ってしまったり、さらには重複買いをしてしまうことになりかねません。
一カ所にまとめてあると、把握しやすくなりますよ。
まとめ
家族の置きっぱなしや出しっぱなしにモヤモヤしがちな、毎日使うバッグの収納。動線上に収納場所を作り、少ないアクションで収納できるようにすると、習慣化しやすくなりますよ。
私自身、整理収納アドバイザーになった今もトライ&エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。
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