おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載では、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマで、お金にまつわるコラムをお届けします。
レシートを撮影して支出を管理するアプリも人気がありますが、いまだに健在なのが、手書きの家計簿です。
今回は、書店にたくさん並んでいる家計簿の中から、自分にピッタリ合うものをどう選べばよいか、そのポイントを5つ紹介します。
自分にピッタリ合う一冊って?「家計簿の選び方」5つのポイント
【1】「目的」で選ぶ
まずは、家計簿をつける目的を考えてみましょう。手元にある金額を確認したいなら、おこづかい帳程度のもので十分です。
項目別の支出管理をしたければ「主食、野菜、雑費」など、管理したい項目に分かれている家計簿を選びましょう。
【2】「デザイン」で選ぶ
せっかく家計簿をつけるなら、三日坊主にならず、長く続けていきたいですよね。
そのためには、自分が気持ちよく書けるような、気に入ったデザインを選ぶ事も大切ではないでしょうか。
また、書きやすいフォーマットかどうかも重要。書きにくい構成だと、家計簿を開くものおっくうになってしまいますよ。
【3】「コンセプト」で選ぶ
家計簿によって、「シニア向け」「初心者向け(項目が簡単なものなど)」「料理に特化したもの」など、コンセプトに違いがあります。
特徴を比べて、自分にあったものを選びましょう。
【4】「値段」で選ぶ
家計簿とひとことでいっても、数百円のものから、1,000円を超えるものまで、価格の幅はとても広くなっています。
予算を決めて、その中で選ぶことも大切です。家計簿は、100円ショップにもあります。書店に限らず、色々なお店に行って比較してみましょう。
【5】「大きさ」で選ぶ
家計簿は、ノートサイズ、手帳、A4など、大きさはもちろん厚さもさまざまです。
気軽に書けて保管しやすいよう、自分のライフスタイルや好みに合うものを選びましょう。
まとめ
詳細を記入せずレシートを貼って支出額を書くだけでも立派な家計簿です。こどもの使いかけで、放置してあるノートに記入しても構いません。
大切なことは、家計のやりくりを反省し今後に活かすことです。未来の自分の生活がよりよくなるよう、自分にぴったりの素敵な家計簿を選んでみてください。
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