おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:秋の風物詩!「さんまの食べ方マナー」
旬の食べ物があふれる秋。そんな秋の魚と言えば、やっぱり「秋刀魚(さんま)」ですね!
今回は、苦手な方も多い「さんまの食べ方」のマナーをお伝えします。
さんまを置く向きは?
お魚の頭は、左側になるように、そして、背中が上、腹が下にくるようにして置きます。
大根おろしやすだちなどは、お皿の右下に置きましょう。
【1】中骨に沿って箸を入れる
頭から尾に向かって、中骨に沿って、切り込みを入れるイメージで箸を入れていきます。
【2】頭側の上半分から一口ずつ食べる
切り込みを入れた上半分の頭側から、一口ずつ開きながら食べ進めます。
この時、上半分全てを開いてしまうと中身が冷めてしまうため、食べる分だけ開くようにしましょう。
尾まで食べたら、下半分も同様にして、頭側から食べ進めます。
【3】小さな骨はお皿の端へ
さんまの下半分は、小骨がたくさんありますよね。箸で取り除いたら、お皿の端へまとめておきましょう。
【4】裏返さずに食べる
上下表側の身を食べ終わったら、裏返さずに骨を取ります。頭はできるだけ、中骨に付けたまま外します。
頭のすぐ後ろから中骨の下に箸をいれて、浮き上がらせるようにスライドさせると、キレイにはずすことができますよ。
この時、指先で頭を持っても構いません。尾の手前まできたら、尾を折りましょう。
取った骨は、そのままの状態でお皿の端に置いておきます。
残りの身も、最初と同様、頭側上半分から尾に向かって。頭側下半分から尾に向かって食べ進めます。
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醤油は大根おろしにかける
醤油をかける際は、サンマに直接ではなく、大根おろしにかけてから、サンマと一緒に食べましょう。
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食べ終わったら、残った骨などを、飾りで隠すと食べ終わりも美しく見えますよ。
いただいた命をおいしく、美しく、味わえるとよいですね!
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!