みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第159回目の2品弁当は
- サンマご飯
- ベーコンとエリンギの巣ごもり卵
のレシピをご紹介します。
秋に食べたい「秋刀魚(サンマ)」。でもお弁当に入れるには、骨が多くて食べにくい魚ですよね。
今回は、すぐに調理できる「塩サンマ」を使って、簡単に骨をとってお弁当おかずにする方法をお伝えします。
魚を調理する場合には、まな板に牛乳パックをきれいに洗って使いやすく切ったものを使うと、まな板が汚れず便利です。一度使ってから洗って資源ゴミへ。
副菜は、エリンギを使った巣ごもり卵です。秋の味覚を、お楽しみください。
簡単に骨がとれる!「サンマご飯」「ベーコンとエリンギの巣ごもり卵」2品弁当
1品目 サンマご飯
(材料)1人分
- 塩サンマ 1尾
- ご飯 1人分
- 醤油 小さじ1/2
- 海苔、いりごま、紅ショウガ 書く適量
(作り方)
1) 塩サンマは、頭があれば落とし、ほぐしやすいよう、中骨にそって両面切り込みを入れる。
※包丁の刃が中骨にあたるまで入れてください。まな板に牛乳パックをよく洗って使いやすい大きさに切ったものを敷いて調理しています。
2) 4等分に切る。
3) フライパン用ホイルを敷いて両面こんがりと焼いて中まで火を通し…
全体にしょうゆを回しかける。
※フライパンを洗わずに2品目を作れるよう、フライパン用ホイルを敷いて調理しています。魚焼きグリルで焼くなどでももちろんOKです
4) サンマが焼けたらフライパン用ホイルごととりだして冷まして箸で骨をとる。
まずは切り込みに沿って上下に身を外す。
※切り込みがあるときれいに剥がれやすいです。新しい牛乳パックを敷いています
5) 箸で骨をきれいにとって…
元の形にもどす。
※元の形に戻すのは、1つか2つで。尾の部分などは、ほぐして骨を取り除くだOK。
6) 弁当箱にご飯を入れて、中央をしっかりとくぼませて海苔をちぎって敷く。
7) ほぐして骨をとったサンマを先に詰める。
8) 形のきれいなサンマを上にのせていりごまをちらし、紅ショウガを添える。
※フライパンは洗わずに、フライパン用ホイルをとったらすぐに2品目の調理をします。焼けたサンマをほぐしている間に2品目が完成します
2品目 ベーコンとエリンギの巣ごもり卵
(材料)1人分
- 卵 1個
- ベーコン 20g
- エリンギ 小1本
- ピーマン 1個
- 油 小さじ1/2
- 塩 適量
(作り方)
1) ベーコンは1cm幅に切る。エリンギは横半分に切ってから短冊切りに、ピーマンは小さな乱切りにする。
2) フライパンに油を入れて中火で熱し、(1)を入れて炒めて軽く塩をふる。
ドーナツ型にして中央に卵を割りいれ、フライパンに蓋をして弱火にする。
5分程度加熱したら火を止めて、そのまま余熱で卵に火を通し、卵にも軽く塩をふる。
2品弁当の詰め方プロセス
1) 今回は丸型2段に。巣ごもり卵のみを弁当箱に詰める時は、まわりの具を先に下にたっぷりと詰めます。
2) その上に、卵をヘラなどでのせると、きれいに詰めることができます。
3) 七味を卵に少しちらすと味と色あいのアクセントに。
サンマごはんと一緒に。
※分量外の材料(七味 適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
フライパン1つで作る2品弁当。魚を焼くときは、フライパン用ホイルがあると忙しい朝はとても楽です。
骨の多いサンマもこうするとお弁当に入れやすいので、ぜひお試しください。
慣れないうちは、骨をとるのに時間がかかると思うので、合わせる副菜を時短で作れる巣ごもり卵にしました。卵に余熱でゆっくり火を通す時間を利用して、サンマの骨とりをしてみてくださいね。
毎日のお弁当作り。2品弁当で心を楽に。お試しください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!