みなさま、おはようございます! 料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第109回目の2品弁当は
- さんま缶のカレーパン粉焼き
- ピーマンとベーコンのかぼちゃ和え
のレシピをご紹介します。
下ごしらえゼロですぐに食べれて栄養満点の「魚の缶詰」。今回はさんまの蒲焼き缶を使った、と~っても簡単でおいしいおかずをご紹介します。副菜はレンジでラクラク!
手軽にできる2品弁当。お試しください。
缶詰利用でラクラク!「さんま缶のカレーパン粉焼き」「ピーマンとベーコンのかぼちゃ和え」2品弁当
1品目 さんま缶のカレーパン粉焼き
(材料)1人分
- さんまの蒲焼き缶 1缶
- カレー粉 小さじ1/2 ※量はお好みで調整してください。
- パン粉 大さじ3程度
- オリーブ油 大さじ1
(作り方)
1) さんま缶のさんまをくずさないようそっと取り出す。缶に残ったたれに、カレー粉を入れて混ぜる。
2) 取り出したさんまを(1)にからめてバットに広げたパン粉の上にとりだして全体にまぶす。
※カレー粉をタレに混ぜると汁気を吸ってタレにしっかりとしたトロミがつきますので、バッター液がわりにたっぷりからめてパン粉をまぶしてください。
3) フライパンに油を入れて中火で熱して、(2)を並べ入れて両面こんがりと焼く。
※すでに火が通っている食材ですので、表面のパン粉がこんがりと焼けたらOKです。
※こげつかない加工をされた直径20cmのフライパン使用。
2品目 ピーマンとベーコンのかぼちゃ和え
(材料)1人分
- かぼちゃ 50g
- ピーマン 1個
- ベーコン 1枚(20g)
- オリーブ油 小さじ1/2
- 塩 ひとつまみ
- こしょう 少々
(作り方)
1) かぼちゃは5mm幅のいちょう切りに、ピーマンは一口大に切る。ベーコンは1cm幅に切る。耐熱容器に入れて、オリーブ油と塩とこしょうをからめる。
2) 蓋をして、電子レンジで2分加熱する。
※蓋をしたままレンジ加熱できる容器(容量 850ml レンジ加熱温度500w)を使用しています。
※かぼちゃが固い場合は追加加熱(30秒程度)をしてやわらかくなるまで加熱してください。
3) かぼちゃをつぶして全体を混ぜる。
※つぶしたかぼちゃが、野菜の水分や油を吸うので水分がでにくくなり、お弁当むきのおかずになります。
※蓋も電子レンジ可能の容器を使うと、ラップが不要になるため楽です。
2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。さんまを置くところは1cm程度ひくくする。
※冷ます時には、割りばしや等の上に弁当箱を置いて、底を浮かせると下にも空気が通り、早く冷めます
2) 低くしたところに大葉を敷いて、さんまを詰める。
3.空いたところに副菜を詰める。
4.ご飯の上にゆかりをちらす。
※分量外の材料(ごはん1人分、大葉 2枚、ゆかり 適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
さんまの蒲焼など、魚の缶詰は、骨までやわらかくなって全部食べることができますし、しっかり味もついているラクラク食材。お弁当おかずにもぴったりなので、上手にとりいれていきたいものですよね。
さんま缶のパン粉焼きは1缶でたっぷりできますので、主菜としてのボリュームも満点です。
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!