大阪でエステサロン「private salon Laule’a」を経営する美容家の寒川あゆみです。
タオルの摩擦が肌に負担という理由から「洗顔後はタオルで顔を拭かない方が良い」といった話を聞いたことはありませんか?
今回はエステティシャンの私が「タオルで拭くのがNGと言われる理由」について解説します。
「タオルNG」と言われる理由は?
洗顔後、肌についた水気を拭き取るために「タオル」を活用している人がほとんどだと思います。
では、「タオルで顔を拭かないで!」と言われる理由は何でしょうか?
拭き方によって摩擦がおきる
タオルで拭く時に肌をこするような拭き方をしていませんか?
タオルは繊維でできているのでこすらなくても肌にのせる、置くだけで繊維が水分を吸収します。過剰にこすると摩擦がおき、肌を痛める結果となってしまいます。
つまり、摩擦については、タオルが悪いというよりも、タオルの使い方の問題といえます。
タオルが古い・汚れの付着
きちんと洗濯していても、タオルは、繊維の中に洗剤や柔軟剤が残っていたり、干している間に花粉やPM2.5、外気のほこりなどが付着していたりします。
肌のバリア機能が弱くなっている場合、こういったものが刺激となり肌荒れや肌トラブルを招きやすくなります。
また、タオルを繰り返し洗い長期間使っていると繊維がバサバサになったり、かたくなることも。ごわついたタオルが肌に触れると摩擦など肌を痛めやすくなります。
このように、タオルの使い方や状態によっては、摩擦や肌トラブルの原因となるため、将来のくすみや色素沈着を招きやすくなります。
肌を痛めないために気をつけること
つまり、タオルの使い方やメンテナンスに気をつけることで、トラブルは防ぐことができます。具体的には、以下の点に気をつけましょう。
- 肌に優しい素材のもの、柔らかくふわっとしたタオルを使う
- 定期的に新しいものに交換する
- 肌に乗せたり置き、水分を吸い取るように使う
マツキヨで見つけた!使い捨てフェイシャルタオル
ドラッグストア「マツモトキヨシ」で購入できる使い捨てフェイシャルタオル「ポリュバリア フェイシャルタオル」です。
22cm×20cmの大きめのサイズで厚手、素材はレーヨンでやわらかな肌触りです。
わかりやすいように手の水気を拭き取ってみました。
肌にのせるだけでしっかり水気を吸収します。
拭き取った時のムズムズ感もなく、拭き取った後も繊維が残らない使用感です。
水気を吸ったあとも破れにくいですよ!
ティッシュのように一枚ずつ取り出すことができ、使用後は捨てることができるのでタオルの衛生面が気になる方にもおすすめです。
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洗顔後、タオルで拭くのが絶対にダメというわけではありません。けれども、摩擦などで肌をいためないよう、肌トラブルを招かないよう、使い方に気をつけましょう。
乾燥、肌荒れなど肌が敏感な人、将来の肌悩みを招きたくない人は、ご紹介したような使い捨てタイプのタオルを取り入れてみてください。