おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
スーパーでの買い物代はもちろん、外食費も値上がりして負担が増えていますね。
例えば、少し前までは300円代だった吉野家の牛丼は、2022年10月から400円+税に。ワンコインで食べられるランチもあまり見かけなくなってきました。
そこで今回は、家計の負担を少しでも減らすため、通勤する日にかかるお金を少しでも節約するヒントを紹介します。
あなどれない!「通勤する日の出費」を節約するヒント3つ
【1】サービスデーを利用する
丸亀製麺の釜揚げうどん(並)は通常340円ですが、毎月1日は「釜揚げうどんの日」で半額170円になります。
ロッテリアには、毎月10日、20日、30日にコーヒーやポテトが半額になる「ロッテリアの日」があります。
(※いずれも実施していない時期や店舗もありますので、ホームページなどでご確認ください)
このように、定期的なサービスデーを設定している飲食店が多くあります。他に、ポイントが2倍貯まるというかたちのサービスを提供しているお店も。
職場の近くにあるお店がサービスデーやポイントお得デーなどを展開していないかをチェックしておき、ランチの際に賢く利用しましょう。
(ランチで人気のカレーチェーンでもサービスデーを実施するお店があります)
【2】ドリンクはマイボトルが基本
スターバックスなどコーヒーチェーンのコーヒーは、ちょっとした贅沢品。たまにのご褒美ならOKですが、毎日利用するとなかなか節約に繋がりません。
コンビニコーヒーは100円ほどで買えてお得な気がしますが、原価を考えると安いとはいえません。
コーヒーを節約するなら、お気に入りの豆を買って、自宅で朝に淹れ、マイボトルで持参するのが基本。節約になるだけでなく、朝から幸せな香りが楽しめるのもメリットです。
コーヒーだけでなくお茶やお水なども、ドリンク類はできるだけ家から持参するようにしましょう。
【3】最強ランチは手作り弁当
外食店のサービスデーを利用したとしても、外食ランチは高くつきがちです。栄養管理がしやすいこともありますし、やはり手作り弁当を持参するのがベターといえます。
ただし、節約や健康のためなので、いわゆる「映え」は気にせず、晩ご飯か朝ごはんの余り物を詰めればOK、または、一時期流行った「おにぎらず」もおすすめです。
おにぎらずは、大きな海苔の上にご飯、好きなおかず、さらにご飯をのせて巻きラップで包み込むだけ。しっとりしてから半分に切れば綺麗な断面になり、実は「映え」も手に入ります。
今は卵が品薄+高価で使いづらいですが、おにぎらずは、そぼろ、ツナ、ミックスベジタブル、昆布の佃煮、焼き肉、レタスなんでも挟めるのが魅力です。
まとめ
3つの節約術をご紹介しましたが、通勤する日は大体朝バタバタするので、お弁当やマイボトルの準備に気合いを入れすぎると長く続きません。
毎日外食やコンビニランチ、という人は、週2回からなど、ゆるりと始めてみるといいでしょう。
お弁当を作れた日は、外食したつもりで300円貯金するなど「つもり貯金」をすると、意外とお金が貯まっていきます。楽しみながら節約していきましょう!