上着を羽織らずに出かけられる日も増えてきてきました。露出が増えるこれからの季節に向けて、“着痩せ”を意識したファッションコーデを上手に取り入れていきたいですね。
今回はパーソナルスタイリストの高橋 愛さんの連載「プチプラで楽しむファッションコーデ術」の中から、着痩せコーデのコツを3つご紹介します。
シルエットは「Iライン」を意識する
変に太って見えたくないなら、一番効果的なのはコーディネートでIラインを作ることです。長方形のシルエットになるように意識してみてください。
リブニットなど体のラインにフィットするようなものは避けて、できるだけ肉感を拾わない、縦のラインがきれいなアイテムを選択してすっきり見せるのがおすすめ。
例えば、写真のようなジレは着痩せ効果の高い便利なアイテム。目線が縦に向いて、Iラインのスカートで腰回りやお尻が気になる時の体型カバーにもなります。
Tシャツを着るときもジレを羽織るだけできれいめな印象になるので、1枚あると便利です◎
(参考:着痩せとおしゃれを両立!「体型カバー」コーデのコツ3つ)
ギンガムチェックは大きすぎない格子のものを
アクティブな季節になると選びたくなる色物や柄物アイテム。モノトーンアイテムで柄物を入れると落ち着きすぎずに、大人可愛い雰囲気になりますよ。
そんな気分の時におすすめなギンガムチェックも、着痩せを狙うなら格子が大きいものより細かめを選んでみましょう。
格子が大きすぎると比例して体が大きく見えたり、ボトムに取り入れると重心が下がって見えて太めに見えることも…。また、逆に細かすぎる格子はモザイクのように見えてボヤッと太っているような印象に。
写真のように引きで見てもまとまりよく見えるくらいの細かさを選ぶのがおすすめです。
(参考: プチプラコーデで梅雨を乗り切る!「色と柄」取り入れ方のヒント3つ)
意外にスッキリ見える!隠さずに「出す」
気になるパーツは隠そうとしがちですが、洋服の選び方を間違えると逆により太って見えてしまうこともあります。時には隠さずに、あえて「出して」まとめる方がスッキリ見えることも◎
下半身のボリュームが気になるときは、1つ目で紹介したジレのように、裾の長いトップスで隠すのも方法ですが、写真のようにオーバーサイズのパンツの場合は、トップスは中に入れてお尻周りを隠さない方がおすすめ。
ついトップスを出して腰回りを隠したくなるかもしれませんが、ボトムがゆったりしたアイテムの時は、あえてウエストラインを「出して」スッキリまとめた方が着痩せに繋がりますよ。
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着痩せのための洋服選びやコーディネートのコツでした。基本のルールを覚えて着痩せを上手に取り入れてファッションを楽しんでいきましょう♪