日本の文化が育まれた、平安時代には、個人的に大変興味があります。

中でも、「源氏物語」は、

古来の日本のしきたりや、貴族の振る舞いや表現方法など、

大胆なのに、貞節があって上品なのが特に好きです。

皆さまはいかがでしょう?

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しかし! 馴れない言葉遣いと、言い回し、主語がないこと……等々、

楽しみたいけど楽しみきれない理由はたくさんあります。

言葉も感覚も、時代とともに常々変化しますからなかなか共感できないなんてこともあります。

そんな時にお勧めなのがお写真の本です。

現代の感覚で、翻訳&解説されているので、源氏物語の概要を簡単に面白く掴むことができます。

物語全体を捉えられたら、きっと原文の趣深さも感じやすいでしょうし、

今ではまったく気にしないことも、当時は大変重要視されていたと知ると

登場人物の性格も違って見えてきますよ!

最近の自分の関心事とリンクしたのは、当時は吉方を指針に行動していたということです。

もし、目的地が、凶方にある場合は、前日はわざと目的地が吉方になる方角に出かけて、

一晩泊まり、

当日は吉方となる目的地へ出向くという習慣があったそうです。

方角を大切にするのは、現代では占いの領域に属す場合が多いでしょうが、

当時は習慣の中に活かされていたのです。

目に見えないことを日常的に捉えていた暮らしでは、

感性やスピリチュアリティを自然と高めていたのでしょう。

それから、私も最近、方角は大事だと感じることが多いのです。

元気のもらえる場所、テンションの合わない場所、

同じ場所でも前に来た時とフィーリングが違うなんてことがあるからです、

後から気づいたのですが、今年、旅をして回った、インド、西日本、沖縄とすべて南西なのです。

実はこの方角は今年の私にとって大吉の方角だったらしいのです。

たまたま魅かれた場所が、大吉の方角でした!

そして、旅から帰った後は、何となく良いことが続いている気がします。

周りからもよく言われますよ!

こんなふうに、今は習慣としては薄れているけれど、

昔は大切にされていたようなこと、

それはきっと意味があったのでしょうが、目に見えないから、

はっきりと証明できないからという理由で、重要性が薄れてきたのなら、

この時代にもう一度復活させて試してみたいなと思っているのです。

まったく個人的な趣味ですよ!

スピリチュアルなジンクスを掛けているわけでも、でも何でもありません。

昔の習慣に、どんな理由があったのか、興味が湧くのです。

もしかしたら、日本人であることを、根本から改めて気づかされるかもしれませんし、

何となく自分のために必要な気もします。

皆さんはそんな、理由もなく、何となく魅かれることはありませんか?

私は昔から、そんなことばかりで、幼い頃は周りに納得してもらうのが大変でしたよ。

小さい頃は、働けないですし、あまり自由がないですからね。

今は次々やりたいことにチャレンジできて、すごく自由を感じます。

また古い習慣でピンと来ることがあったら、こちらでご報告いたしますね!

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ヨガインストラクター新関あや シンプル・ヨガライフ[更新終了]

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Written by

新関あや

YOGA ME!代表
ヨガティーチャー

ヨガ大好きのヨガマニア。山形出身。ヒマラヤ山中でのヨーガ修行を経て、東京都内でのヨガクラスのほか、山形「やまがたヨガ塾」「ヨガとお蕎麦の会」、姫路、仙台、愛媛、岡山、広島を中心に全国でヨガを広める。ポーズだけでなく、呼吸法・ヨガ哲学・瞑想を含め、トータルでのヨガの実践を大切にする。インド・プネにてウパニシャッド時代からの古典的なアーユルヴェーダを学ぶ。ヒマラヤでのヨガ修行の模様を収めた写真展「チベット・カイラス写真展」が全国巡回中。登山専門誌「山と渓谷」にて‘ヨガトレ’連載中。ライフスタイルマガジン「La piccola」で ’ヨガ旅’を連載中

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